カンジダは性病?
性器カンジダ症は、もともと体にいる真菌(カビの一種)が増えて起こることが多く、性行為だけが原因ではありません。
男女の症状、発症のきっかけ、再発、治療の種類、パートナーの治療について解説します。

性行為以外でも起こる理由
厚生労働省の「HIV検査相談マップ」は、カンジダは健康な人の体内にもいることがあり、過労やストレスで抵抗力が落ちると、性行為の経験がない人でも発症することがあると説明しています。
日本性感染症学会のガイドライン2025(パブリックコメント用の原稿)には、次のような記載があります。
- 外陰腟カンジダ症の約5%が、性交による感染とされる
- 腟内にカンジダがいる人の割合は、妊娠していない女性で約15%、妊婦で約30%
- 発症のきっかけ(誘因)として、抗菌薬、副腎皮質ステロイド、エストロゲン・ゲスターゲン配合剤(低用量ピルなど)、抗がん剤、免疫抑制薬の使用、コントロールされていない糖尿病などが挙げられている
男女別の主な症状
| 主な症状 | 無症状 | |
| 女性 | 外陰部や腟の強いかゆみ。酒かす状・ヨーグルト状の白いおりもの。性交痛が出ることもある | ある |
| 男性 | 包皮や亀頭の赤み、かゆみ、白い付着物 | 多い |
男性で症状が出やすいのは、包茎、糖尿病、ステロイドの使用、体力が落ちる病気がある場合とされています(同ガイドライン原稿)。
再発を繰り返す場合
- 1年に3回以上くり返す場合を「再発性」と呼びます(同ガイドライン原稿、米国CDC)。
- 再発性の女性の10〜20%で、カンジダ・グラブラータなど、一般的なカンジダ・アルビカンス以外の種類がみられるとされています(同ガイドライン原稿)。
- 繰り返すときは、抗菌薬やステロイド、コントロールされていない糖尿病、不適切な下着や洗浄剤の使用など、きっかけを探して取り除くことが挙げられています(同ガイドライン原稿)。
市販の腟カンジダ再発治療薬は、以前に医師から腟カンジダの診断・治療を受けた人の再発に限って使える薬です。添付文書では、短い間に何度も再発している人、妊娠中の人、発熱や悪寒がある人は使えないとされています。当てはまる場合や、自分で判断がつかない場合は受診してください。
よくある質問
Q. 性行為の経験がなくてもカンジダになりますか?
A. なることがあります。健康な人の体にもいる菌で、抵抗力が落ちたときなどに発症します(厚生労働省 HIV検査相談マップ)。
Q. パートナーも治療が必要ですか?
A. 症状のないパートナーの治療は、一般には勧められていません。パートナーに症状があれば、受診を勧めてください。
【診療科目】
ED・AGA・アフターピル・低用量ピル・性感染症・ニキビ
当院では、各種オンライン診療も承っております。
診療時間:月~土11:00〜20:00 日曜日11:00〜18:00
最終受付:閉店15分前(性感染症のみ閉店30分前)
ライズクリニック錦糸町
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一