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Columns ED治療コラム

【原因別】遅漏改善に必要な治療法9つ紹介!医師が原因を解説

自慰行為では射精できるのに、いざ性行為になるとなかなか射精できない

イクのが遅くてパートナーに対して罪悪感を感じる

このように感じている場合、遅漏かもしれません。

遅漏とは、性行為の際の射精が遅くストレスを感じる状態です。

射精はできるものの「射精までの時間が遅い」ことが遅漏の特徴であり、性行為時にまったく射精できない場合は膣内射精障害となります。

遅漏を放置すると重症化して膣内射精障害になる可能性があるため、早めに治すことが肝心です。

本記事では、遅漏の原因と対処法について詳しく紹介していきます。

【原因別】遅漏の改善法9選

遅漏には鈍麻性遅漏・衰弱性遅漏・心因性遅漏の3つがあり、それぞれの原因に合わせた対処が必要です。

以下、遅漏の種類ごとの改善法を解説します。

鈍麻性遅漏向け│不適切な自慰が原因

鈍麻性遅漏とは、強いグリップでの自慰行為や床オナなど、実際の性行為とは異なる不適切な自慰行為が原因の遅漏です。

性行為で得られる刺激はけっして強いものではないので、強い刺激に慣れるとペニスの感覚が鈍くなり、実際の性行為では射精に必要な快感を得にくくなってしまいます。

鈍麻性遅漏の改善方法には、主に以下の4つがあります。

根気よく続け、適切な刺激に慣らしていきましょう。

  1. コンドームマス法
  2. 低握力スラスト運動
  3. セマンズ法(ストップ&スタート法)
  4. メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング

コンドーム・マス法

コンドームマス法とは、文字どおりコンドームでマスターベーションを行う方法です。

コンドームの内側にローションを入れ、陰茎に装着してマスターベーションを行います。

コンドームとローションの潤滑性を活かして膣内に近いマイルドな感触で刺激できるので、遅漏改善に役立ちます。

低握力スラスト運動

低握力スラスト運動とは、タマゴを握る程度の優しい力で陰茎に手で推力(スラスト)を与える方法です。

陰茎と手の動きの軸を揃え、実際の性行為と同じくらいゆっくりと刺激を与えることがポイントです。

また、性行為の際の姿勢と同じく足を曲げた状態で行い、オカズも実際の性行為とかけ離れた刺激の強いものは避けましょう。

スクイーズ法(スクイーズテクニック)

スクイーズ法とは、自慰行為の際、射精しそうになったら亀頭の付け根を押さえて射精を我慢する(寸止めする)方法です。

射精感が込み上げてきたら徐々に刺激を弱め、亀頭の付け根を握り、射精感が十分に落ち着いたら再度刺激を与えます。

ただし、やりすぎると射精障害を引き起こす危険性もあるため、このサイクルを4回ほど繰り返したら射精しましょう。

セマンズ法(ストップ&スタート法)

セマンズ法(ストップ&スタート法)とは、パートナーに陰茎を刺激してもらい、射精しそうになったら刺激をやめてもらう方法です。

パートナーに協力してもらうことで、より性行為に近い状況で刺激することが可能です。

ただし、「パートナーがいない場合は実行できない」「自分でタイミングをコントロールできないので、感覚をつかむまでは途中でうっかり射精してしまう可能性がある」というデメリットはあります。

こちらもスクイーズ法と同じく、4回ほどで射精して終わらせましょう。

メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング

「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング」は、TENGAヘルスケアのトレーニングカップの名称です。

Lv.1~Lv.5までの5種類のカップがあり、一番刺激の強いLv.1からスタートして徐々に刺激の弱いものに切り替えていきます。

最終的に最も刺激の弱いLv.5で射精できるようになればOKです。

「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング」は遅漏対策のために開発された商品であり、以下のような不適切なマスターベーションを防いでくれるというメリットがあります。

  • 強すぎるグリップでの自慰行為
  • 床にペニスを押し付ける床オナ
  • 習慣的な特定の体勢での自慰行為

強すぎるグリップ床オナは実際の性行為時の刺激よりも強い刺激になるため、また習慣的な特定の体勢での自慰行為はその体勢以外では感度が鈍ってしまうため不適切な方法となります。

「メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング」はカップの外側が固くなっているので無意識のうちに陰茎を強く握ってしまうことがなく、物理的に不適切な方法での自慰行為を避けることができます。

また、知名度のあるTENGAシリーズの商品なので、安心して使用できおすすめです。

衰弱性遅漏向け│加齢が原因

衰弱性遅漏は、加齢や運動不足などによる、男性ホルモンの減少や体力低下が原因の遅漏です。

若いころは誰しも精力や活力にあふれていますが、歳を経るごとに男性ホルモンの分泌量が少なくなっていきます。

また、体力が低下すると筋力が弱まって射精までの時間に影響が出るので、運動不足にも注意が必要です。

衰弱性遅漏は特に40代以上の男性に症状が現れやすい傾向があり、勃起不全(ED)も併発して遅漏に影響している場合があります。

EDが遅漏に影響するのは、勃起力の低下によって陰茎が性的刺激を十分に感じ取ることができないと、射精までの時間も遅くなるからです。

また、EDは併発していなくても、衰弱性遅漏を治療せずに放置しておくとEDを発症してしまう可能性もあるので注意しましょう。

衰弱性遅漏の改善方法には、主に以下の2つがあります。

  1. ED治療薬
  2. 漢方薬

ED治療薬

ED治療薬は勃起不全を解消する効果がある薬ですが、陰茎の硬さや持続力を高めることで感度も上がるので、衰弱性遅漏を改善できます。

ED治療薬にはバイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類があり、それぞれ以下の特徴があります。

バイアグラ
一般的に知られているED治療薬で、安価で購入できる。食事の影響を受けやすい。
レビトラ
効果が表れるまで約15~30分と早く、食事の影響を受けにくい。
シアリス
効果の持続時間が約30~36時間と非常に長く、食事の影響を受けにくい。

薬ごとにそれぞれ違ったメリットがあるので、費用の都合がある場合やとりあえず試してみたい場合はバイアグラ、性行為の直前に服用したい場合はレビトラ、長時間の性行為をしたい場合はシアリスというように目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。

また、性行為を行う時間によっては食事の影響を受けやすいかどうかも考慮する必要があります。

バイアグラについては食事の影響を受けやすいため、空腹時に服用しましょう。

漢方薬

体力低下による衰弱性遅漏に対しては、漢方薬の服用も効果的です。

たとえば補中益気湯・八味地黄丸・十全大補湯などの漢方薬があり、それぞれ以下の特徴があります。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
虚弱体質や疲労倦怠を改善することで性機能の向上が見込める。
八味地黄丸(はちみじおうがん)
腎臓や生殖器の機能を高めることで精力アップが見込める。
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
体力低下や疲労倦怠を改善することで性的活力の向上が見込める。

いずれの漢方薬も市販されているので、性行為まで時間がなくすぐに薬が欲しい場合でも即日入手可能です。

また、ネットショッピングでも手軽に購入できます。

心因性遅漏向け│心理的ストレスが原因

心因性遅漏は、性的な嫌悪感やトラウマ、性行為時の緊張などの心理的ストレスが原因の遅漏です。

心理的なストレスを感じていると性的快感が十分に得られず、なかなか射精できないことがあります。

心因性遅漏の改善方法には、主に以下の2つがあります。

  1. カウンセリング
  2. パートナーとの話し合い

カウンセリング

専門医に相談してカウンセリングを受けることで、心理的ストレスが軽減される可能性があります。

カウンセリングでは、他の人には話しづらい性的な嫌悪感やトラウマに対する改善策について、専門的な立場からアドバイスをもらうことが可能。

医療機関では患者の相談内容についての守秘義務があり、外部に漏れることはないので安心して相談できるというメリットがあります。

場合によってはパートナーと一緒にカウンセリングを受けるのも良いでしょう。

パートナーにも医師のアドバイスを聞いてもらうことで、悩みや解決策を正確に理解してもらうことができ、より良好な関係を築けるかもしれません。

パートナーとの話し合い

パートナーとの話し合いによって遅漏が改善する場合もあります。

パートナーに遅漏の悩みを話すことで性行為のやり方を変えてみたり、性行為時の悩みを受け入れてもらうことができます。

心因性遅漏は、早く射精しようと意識するあまり緊張して射精できなくなってしまうことがほとんどなので、恥ずかしがらずに悩みを打ち明けてリラックスできる状態をつくることが重要です。

もしパートナーの言動がプレッシャーになっているという場合は、理解を示してもらうように働きかけましょう。

また、遅漏はあくまでも、射精が遅いことで性行為にストレスを感じているかどうかが問題です。
具体的には、男性側であれば「なかなか射精できなくて罪悪感を感じる」、女性側であれば「性行為が長すぎて煩わしい」「私では満足できないのだろうかと心配」などと感じる場合です。

お互いに適切な時間だと思っていたり長時間の挿入を望んでいる場合には問題ありません。

遅漏の3つの原因

遅漏には、間違った自慰が原因の鈍麻性遅漏、加齢・体力低下が原因の衰弱性遅漏、心理的ストレスが原因の心因性遅漏の3つがあります。

鈍麻性遅漏│間違った自慰が原因

鈍麻性遅漏は、間違った自慰行為により陰茎の感覚が麻痺することが原因です。

自慰行為で必要以上にペニスに強い刺激を与えてしまうと、性行為の際のマイルドな刺激では射精できなくなってしまいます。

鈍麻性遅漏の対策としては、性行為に近い自然な刺激と体勢でのマスターベーションを習慣づけることが重要です。

衰弱性遅漏│加齢・体力低下が原因

衰弱性遅漏は、加齢や体力低下が原因です。

加齢・体力低下でホルモン分泌や筋力が衰えると膣内の刺激を十分に感じることができなくなり、性的快感が弱まるため射精までの時間も遅くなります。

衰弱性遅漏に対しては、ED治療薬や漢方薬で物理的に治療する必要があります。

心因性遅漏│心理的なストレス

心因性遅漏は、性的な嫌悪感やトラウマ、性行為時の緊張などの心理的なストレスが原因です。

カウンセリングやパートナーとの話し合いによって心理的負荷を取り除き、リラックスして性行為ができる状態にしましょう。

射精を意識しすぎると、かえって緊張して射精できなくなってしまうので、あまり意識せず自然に性行為を行うことも重要です。

遅漏の基準は射精するまでの時間

遅漏の基準は「射精するまでの時間」であり、それに対して「ストレスを感じているかどうか」もポイントです。

遅漏はあくまで「挿入から射精まで望む以上に時間がかかって性行為にストレスを感じる場合」なので、何分からが遅漏かについて具体的な基準があるわけではありません。

ただ、女性が望む挿入時間が平均して10分~15分程度と言われているので、20分以上を遅漏と捉える人が多いようです。

とはいえ、単に射精まで時間がかかるだけで遅漏というわけではなく、「性行為にストレスを感じる」ことがセットになって初めて遅漏であると言えます。

お互いに長時間の挿入を望んでいて煩わしさを感じない場合は、特に問題はありません。

逆に射精までの時間が短すぎて満足できない場合は早漏(一般的には挿入から3分以内の射精)ということにもなるので、「お互いが性行為に満足できる挿入時間かどうか」がポイントになります。

遅漏改善法についてよくある質問

遅漏の治し方についてのよくある質問を、以下にまとめてみました。

遅漏はストレスが原因ですか?

遅漏の原因には複数あり、誤った自慰行為でペニスの感覚が鈍る「鈍麻性遅漏」、男性ホルモンの減少や体力の低下による「衰弱性遅漏」、緊張などの心理的ストレスによる「心因性遅漏」の3つの要因があります。

心因性遅漏についてはストレスが原因です。

心因性遅漏は単に緊張しているだけのケースも多いので、あまり射精を意識せず自然に性行為を行うことで解決する可能性もあります。

遅漏に効く漢方薬は?

たとえば、

  • 補中益気湯│虚弱体質や疲労倦怠を改善する
  • 八味地黄丸│腎臓や生殖器の機能を高める
  • 十全大補湯│体力低下や疲労倦怠を改善する

などが挙げられます。

いずれの漢方薬にも、体力低下による性機能の低下を改善する効果があります。

毎日射精するのは遅漏の原因ですか?

正しいやり方さえ守っていれば、毎日射精すること自体は遅漏の原因とはなりません。

長期間射精しないと精子の質が低下するとされており、定期的な射精は必要です。

しかし、射精の頻度にかかわらず、長い時間をかけての自慰行為は遅漏の原因になるので注意しましょう。

長時間刺激を与え続けると陰茎が痛み、性機能が麻痺する危険性があるからです。

とはいえ、短時間での射精も逆に早漏につながりやすいので適度な時間を守ることが大切です。

遅漏の予防方法は?
  • 鈍麻性遅漏│実際の性行為に近い刺激に慣れること
  • 衰弱性遅漏│ED治療薬や漢方薬を服用すること
  • 心因性遅漏│専門医によるカウンセリングやパートナーとの話し合いでストレスを取り除くこと

が必要です。

遅漏の原因を正しく把握し、自分に合った対策を行いましょう。

まとめ

遅漏の原因と対処法について整理すると、以下のようになります。

鈍麻性遅漏
コンドームマス法、低握力スラスト運動、セマンズ法(ストップ&スタート法)、メンズトレーニングカップ フィニッシュトレーニング
衰弱性遅漏
ED治療薬、漢方薬
心因性遅漏
カウンセリング、パートナーとの話し合い

早期に治療して遅漏を改善することで、パートナーとの関係や性生活がより充実するはずです。

遅漏で悩んでいる方は、ぜひ本記事で紹介した内容を実践してみてください。

当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。


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この記事を監修した医師

ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一

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