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Columns ED治療コラム

EDと睡眠の関係性|寝不足が及ぼす影響を解説

EDと睡眠の関係性について解説します。

EDと睡眠にはどんな関係があるんだろう?

性欲や意欲、メンタルの安定に繋がる男性ホルモンのテストステロンは、睡眠不足になると量が減ってしまいます。

テストステロンが少なくなると、気分が落ち込んだり集中できなかったり、性欲が湧かなくなったりしてEDになってしまうのです。

また、他にも不眠症を薬で治療している方は、副作用で勃起しにくくなる場合もあります。

このように、EDと睡眠には深い関係があり、睡眠を整えることはED治療をはじめ、心や体の安定に繋がるため大切です。

本記事では、EDと睡眠の関係性について詳しく解説していきます。

結論

勃起する機能や、性行為にはテストステロンが関係しています。

しかし、睡眠不足が続くとテストステロンが少なくなり、ホルモンバランスが崩れてEDになってしまうため、ED治療に睡眠は欠かせません。

他にもEDと睡眠には、このように様々な結びつきがあります。

  • 不眠症治療の薬剤が原因で勃起しにくくなる
  • 疲労がたまって憂鬱になり、性欲・意欲が湧かなくなる

EDと睡眠の関係性

睡眠が不安定になると、勃起に関係するホルモンのテストステロンが少なくなったり、不眠治療の薬がきっかけになって勃起しにくくなったりします。

また、睡眠のリズムが崩れる背景には睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている場合もあり、治療には専門機関への通院が必要です。

EDが起こるきっかけに、睡眠が関係しているケースについて、本項目で解説します。

【睡眠不足】テストステロン分泌量の低下

睡眠が足りなくなると、男性ホルモンのテストステロンが少なくなります。

テストステロンが減ると、意欲や性欲の低下に結びつくため、勃起不全を引き起こすリスクが高くなります。

また、テストステロンには下記のような役割があるため、とても大切です。

  • 性欲の維持
  • 射精機能
  • 勃起機能
  • 筋肉量の増加
  • 中枢神経での攻撃性の維持

テストステロンが少なくなると、性機能だけではなく体脂肪の増加や筋肉量の減少が起こってしまいます。

参考元:テストステロンとは | 日本メンズヘルス医学会

【睡眠時無呼吸症候群】レム睡眠の障害など

睡眠時無呼吸症候群とEDの関係性は、諸説ありますが決定的な根拠は現在ありません。

SASによるEDの発生機序に関しては,いくつかの仮説がある。すなわち,SASによって睡眠障害が起きる結果,REM睡眠が障害され,それがREM睡眠期に起こる夜間勃起現象を障害し,海綿体の酸素化が障害されるという説,テストステロンの低下説,交感神経の過剰興奮説,海綿体の血管内皮機能の障害説などであるが,決定的なものはない127)

引用元:ED診療ガイドライン

EDの原因に睡眠不足が関係しているため、睡眠が浅くなるきっかけになり得る睡眠時無呼吸症候群は、朝立ち(夜間勃起現象)にも悪影響を与えるのではないかという仮説がありますが、上記のように決定的なものは現在ありません。

しかし、睡眠が不安定になることは生活の質の低下に繋がるので、睡眠時無呼吸症候群を疑った時は、耳鼻科や呼吸器内科への受診を検討しましょう。

【不眠症の薬】薬剤性EDを引き起こす可能性あり

不眠を治療する薬には、薬剤性EDを引き起こす可能性があります。

薬剤性EDを引き起こすリスクがある医薬品は、主に下記の4種類です。

  • 抗うつ剤:不眠治療として使われるものもある
  • 降圧薬:高血圧の治療に使う
  • 前立腺肥大症治療薬:前立腺肥大症の治療で使われる

特に抗うつ剤の、「ベンゾジアゼピン系抗うつ薬」や「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」などは、勃起に影響を与えるリスクがあります。

薬剤が影響でEDが起きている場合は、主治医への相談やED治療クリニックへの通院を視野に入れてみてください。

朝立ちしないのは寝不足が影響している?

朝立ちが起きないのには、寝不足が関係している場合があります。

睡眠中は自律神経の働きでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、レム睡眠の時に起こるのが朝立ち(夜間勃起現象)です。

しかし、寝不足が続いて自律神経が乱れていると、神経がスムーズに働かなくなるため朝立ちしなくなってしまいます。

下記の項目で詳しく解説します。

睡眠不足や疲労で朝立ちしないことがある

睡眠が不足していたり、脳や体に疲労が溜まっていたりすると、朝立ちが少なくなります。

【朝立ちの仕組み】

  1. 眠りにつく(初めはノンレム睡眠のことが多い)
  2. 睡眠中も自律神経が働いて、レム睡眠とノンレム睡眠が何回も交代する
  3. レム睡眠の時に交感神経が働く
  4. 陰茎に血液が集まることで勃起する

このように、睡眠中の勃起と自律神経には関係があります。

睡眠不足で疲労が溜まると自律神経が不規則になり、体がストレスを感じ緊張状態になってしまい、朝立ちが減少します。

しかし、毎朝していないと不健康ということではなく、自分が気が付かないだけで夜間に勃起していることもあるので、週に1~2回朝立ちしていれば健康です。

器質性EDの可能性もある

朝起きた時に勃起しなくなる原因として、器質性EDが考えられます。

チェックポイント

器質性EDとは、血管や神経のトラブルが起因して起こる勃起不全です。

治療や診断には、専門機関への通院が必要になります。

生活を振り返って、睡眠不足や疲労、ストレスなど思い当たることがないのに、起床時に勃起が無かったり硬さが弱かったりする場合は、神経や血管にトラブルがある可能性があります。

また、その背景には生活習慣病や、神経障害などの怖い病気が隠れていることもあるため、不安な方は通院を検討しましょう。

睡眠に起因するEDの治し方

睡眠が関係するEDを治すためには、まず睡眠を整えることが重要です。

また、睡眠不足はED以外の健康被害に繋がる可能性があります。

まずは自分で意識できることから行い、それでも改善されない場合は心療内科や睡眠専門外来への受診を視野に入れましょう。

十分な睡眠時間を確保する

個人差はありますが、大体毎日6~8時間眠ることがおすすめです。

また、睡眠の質を上げるために自分でできることもあります。

【睡眠の質をあげるポイント】

POINT
朝起きたらご飯を食べて朝日を浴びる

朝日を浴びたり、朝ご飯を食べたりすると体内時計がセットされます。

POINT
適度な運動をする

散歩をしたり、通勤時に階段を登ったりするなど、簡単なことから始めましょう。

POINT
寝る時間の3時間前に夕飯を食べる

胃もたれや胃が活性化して動き続けてしまうのを防ぎます。

POINT
入浴は眠る2時間前がおすすめ

体温が下がることで眠くなるため、寝る前に少し体温を上げるのも効果的です。

POINT
睡眠環境を整える

部屋の明るさや音、寝具なども意識してみましょう。

これらを意識して、毎日ぐっすり眠れるように工夫してみてください。

睡眠時無呼吸症候群の治療

寝不足が続く原因として、睡眠時無呼吸症候群が考えらえます。

睡眠時無呼吸症候群は以下のような症状が起こるため、当てはまる場合は呼吸器内科や耳鼻咽喉科へ通院しましょう。

  • 寝ている時に息をしていない
  • イビキ
  • 寝ているはずなのに倦怠感がある

また、眠っていると自分では気が付かないため、不調を感じたら検査してみるのもおすすめです。

不眠症の薬の変更を行う

不眠症の薬が原因で薬剤性EDを起こしている場合は、主治医に相談して治療薬の変更を検討してみましょう。

薬剤性EDの時に気をつけたいこと

自己判断で睡眠薬の服用をやめてしまうと、睡眠障害の治療が中断されてしまいます。

薬が原因かもしれないと思ったら、主治医に必ず相談してください。

また、自分でそう思っていても、実は薬剤以外の原因が隠れていることもあります。

睡眠障害やEDで悩んでいる場合は専門機関へ通院したほうがいいでしょう。

ED治療薬の服用

睡眠の乱れが原因でEDになっている場合も、ED治療薬が有効です。

【ED治療薬の主な種類】

  • バイアグラ:知名度が高い薬で、症例も多い
  • レビトラ(バルデナフィル):即効性が高い医薬品
  • シアリス:効果時間が長く、食べ合わせの影響を受けにくい

これらのED治療薬は病院やED治療クリニックで処方されています。

EDで悩んでいる方は、ぜひ一度通院してみてください。

ED睡眠のよくある質問・Q&A

CPAPはED改善に効果がありますか?

CPAPは睡眠時無呼吸症候群(SAS)を改善する効果が期待されている為、睡眠障害が原因のEDの症状が良くなる可能性があります。

しかし、SASがEDの直接的な要因になるという根拠はありませんが、CPAPをED患者に実施したところ、効果があったというデータがありました。

ランダム化比較試験ではCPAP治療はPDE5阻害薬を越える効果はないものの治療
後にいずれも改善し,CPAP治療とPDE5阻害薬の併用による効果が確認されてい
る。

引用元:ED診療ガイドライン

また、日本性機能学会/日本泌尿器科学会が出版している「ED診療ガイドライン(第3版)」では、SASとEDを罹患している患者にCPAPを行うことを推奨しています。

ただし、この結果はあくまでも諸外国でのデータであるため、日本人にどう効果があるのか研究が必要です。

寝不足でもバイアグラの効果はありますか?

寝不足でもバイアグラの効果を得ることができます。

バイアグラの役割は、血管を広げて陰茎に必要な血液を届けることです。

そのため、寝不足であっても陰茎に血液が行き届くため、勃起することができます。

しかし、寝不足の体調不良と、バイアグラの副作用(頭痛や動悸)が重なるとコンデションが悪くなるため、不調を感じた場合は性行為を控えましょう。

毎日朝立ちするのは健康ですか?

毎日朝立ちがあることは、健康の目安です。

しかし、毎朝勃起していないからと言って必ずEDだということではなく、一週間に1~2回朝に勃起していれば元気だと言えます。

【朝立ちでわかる健康チェック】

  • 男性ホルモンの分泌量
  • 睡眠中の自律神経の働き
  • 勃起機能
  • 動脈硬化のリスク(陰茎の)

このように朝の陰茎の状態に注目することで、自分の健康状態を知ることができます。

そして、自分が気が付いていないだけで、夜眠っている間に勃起していることもあるため、気になる方は病院でチェックを受けてみると良いでしょう。

まとめ

本記事では、EDと睡眠の関係性や寝不足が与える悪影響についても解説しました。

寝不足が続くと性行為だけではなく、日常生活の質も低下してしまいます。

睡眠のトラブルやEDの陰には、他の疾患が隠れている場合もあるため、不調を感じた際は専門機関へ通院することが大切です。

また、自分でできる睡眠リズムの整え方もあるため、ぜひ実施してみてください。

当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。


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この記事を監修した医師

ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一

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