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Columns ED治療コラム

EDになりやすいのはいつから?年代別の症状の特徴を解説

EDになりやすいのはいつから?年代別の症状の特徴を解説します

EDは年齢を重ねると共に罹患率が高くなります。一方で、20代の若い年齢層でもEDに悩まされている方は少なくありません。

本記事では、年代ごとに起こるEDの原因・対処法を解説します。年代ごとに起こるEDの症状を把握し、適切な治療を受けながら改善を図っていきましょう。

年代別の男性のイメージ画像

EDの有病率について

EDは、年代によって有病率が異なります。30代の方の場合、有病率は10%もありません。一方で、40代になると20%弱になり、50代になると40%に達しています。

この背景には、40代以降でEDのリスク要因の1つである生活習慣病のリスクが高まることが関係するとされています。

EDは年齢を重ねると共に有病率が上がっていく可能性があるため、適切な対策をおこなう必要があるでしょう。

【年齢別】EDの特徴と対策

EDの特徴と対策について、以下の年代別に分けて解説します。

  • 20代
  • 30代
  • 40〜50代

20代の比較的若い世代の場合、心因的な要因でEDになる傾向があります。一方で、30代・40代と年齢を重ねていくと、生活習慣病のリスクが高まり、身体的な要因でEDになるケースがあるでしょう。

20代におけるEDの特徴と対策

20代におけるEDの原因として多いのが、精神的な要因です。過去の性行為の失敗や経験の少なさからくる焦り・緊張・不安によってEDが起こる場合があります。

たとえば、性行為中に勃起ができず、スムーズに行為ができずにパートナーからダメ出しを受ける方がいます。

このような経験があると、それ以後に性行為をおこなう際、強いプレッシャーを感じて勃起不全になるケースがあるでしょう。

また、男性器へのコンプレックスや女性に対する苦手意識、幼少期のトラウマなども要因となるケースがあります。

たとえば、サイズに自信がないことや、包茎であることにコンプレックスを感じてEDにつながる場合があります。

また、幼少期に性被害や性的被害を受けると、そのことがトラウマになり、心因性EDにつながることもあるでしょう。

対処法としては、パートナーに協力してもらい、性行為の経験を積むことが大切です。また、医療機関でカウンセリングや認知行動療法を受け、対処していくことも求められます。

ED治療薬を服用することで勃起効果が現れ、それにより自信を取り戻し、EDが改善するケースもあります。

心因性のEDでお悩みの場合は、医療機関を受診し、専門の医師に相談してみてください。

30代におけるEDの特徴と対策

30代以降になると、精神的な要因に加え、生活習慣病などの身体的な要因(器質性ED)が加わりやすいとされています。

とくに、糖尿病や高血圧などの慢性疾患に加え、過度な喫煙や飲酒といった生活習慣もリスク要因として挙げられます。

まずはリスク要因となる生活習慣を改善し、定期的な運動を取り入れることが大切です。

また、生活習慣病にかかっている場合は専門の医療機関を受診し、根本的な治療を心がけることが必要になります。

精神的な要因としては、昇進による仕事へのプレッシャーや上司・部下との人間関係、妊活や不妊治療へのプレッシャーなどが挙げられるでしょう。

症状が深刻な場合、うつ病や不安神経症などにかかっている可能性があるため、精神科を受診することをおすすめします。

40〜50代におけるEDの特徴と対策

40〜50代になると、身体的な要因で起こる器質性EDが多くなります。とくに、神経や血管の障害が起こる動脈硬化に罹患することで生じるケースがあるでしょう。

動脈硬化が起こると、陰茎に十分な血液が送られなくなり、勃起不全になる場合があります。生活習慣を整えることを基本とし、必要に応じて薬物療法や手術を受けましょう。

また、加齢に伴うテストステロンの分泌量が減り、EDが発症するケースもあります。この場合、男性更年期障害になっているおそれがあります。

生活習慣の改善を図りながら、必要に応じてテストステロン補充療法などを受け、治療していきましょう。

EDを改善する手段としてED治療薬が効果的

EDを改善する手段としてED治療薬が効果的な場合があります。たとえば、以下のEDに関する症状に当てはまる場合は、ED治療薬の服用を検討してみてください。

  • 勃起しない/しにくい
  • 朝立ちしない
  • 自慰行為では勃起できるものの性行為では勃起できない
  • パートナーに対してのみ勃起できない
  • 挿入すると途中で勃起が収まる
  • 勃起するものの硬さが足りない

上記に該当する方の場合、ED治療薬を服用することで、症状が改善するケースがあります。

ED治療薬には、さまざまな種類があります。専門の医師に相談のうえ、適切な薬を服用し、EDの改善を図りましょう。

EDになりやすいのはいつから?年代別の症状の特徴を解説まとめ

EDは年代ごとで発症する原因が異なるケースがあります。大切なのは、原因を把握し、適切な治療を受けることです。

なかなか症状が改善せず、EDにお悩みの方は、医療機関を受診して専門の医師に相談することをおすすめします。

EDの改善に向けて適切な治療法を選択し、パートナーとの関係修復などに活かしてください。

※ライズクリニック錦糸町では、うつ病の治療は行っておりませんので、ご来院される際は事前に主治医の先生とご相談ください。

当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。


当院では、ED薬のオンライン診療も承っております。

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この記事を監修した医師

ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一

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