ED治療薬の用量による違いについて
「ED治療薬の用量によってどんな違いがある?」
ED治療をこれから始める方や現在治療している方の中には、このような疑問を持つ方がいるかもしれません。
ED治療薬が高用量になるほど、効果が強まります。しかし、副作用が強く出る場合もあるのです。
本記事では、ED治療薬の用量によって想定される違いについて解説します。自分に合った用量の錠剤を選び、無理のないED治療をしていきましょう。
ED治療薬の効果の違い
ED治療薬は用量が多いほど、効果が強くなり、持続時間が長くなる傾向があります。
ただし、用量が2倍になるからといって、2倍の効果・持続時間が期待できるわけではないのです。
一方で、効果のピーク時間や効果が始まる時間は、用量が変わっても変わりません。
副作用の違い
ED治療薬は用量が多いほど、血液中の薬物濃度が高くなり、副作用が強まります。用量が多いと、期待した効果が得られやすい一方で、副作用が出やすくなるのです。
一方で、食事やアルコールの摂取による影響は、変わらないとされています。アルコールの場合、適量を摂取する場合は、リラックス効果が期待できます。
一方で、アルコールを多量摂取する場合はED治療薬の効果が薄まり、めまいや急性アルコール中毒になるおそれがあります。
用量によって生じる副作用は変わりませんが、事前に知っておかないと適切に対処できないため、あらかじめ把握しておきましょう。
錠剤の違い
ED治療薬は、用量ごとに錠剤の質量や厚さ、直径が異なります。高用量になるほど、薬の成分の含有量が増えるため、大きくなるのです。
また、用量ごとで錠剤に刻まれた文字が異なります。たとえば、シアリスの場合、以下の違いがあります。
- シアリス錠10mg:「C10」という文言になっている
- シアリス錠20mg:「C20」という文言になっている
複数の錠剤を併用している場合、錠剤の文字や大きさを確認するといいでしょう。
※海外で生産されたものは、含有量による見た目の違いはありません。
価格の違い
用量が多いほど、価格は上がりますが、割安になる傾向があります。たとえば、シアリスの場合、以下の価格で設定されています。(2024年1月9日現在、税込価格)
- シアリス錠10mg:¥1,800
- シアリス錠20mg:¥1,920
高用量を選んだほうがお得に購入できます。
よくある質問
ED服用における併用禁忌薬を飲むと、おもに以下の副作用が起こる場合があります。
- これからED治療する場合はどの用量にしたらいいのでしょうか?
- 用量を決める上でなにか判断基準はありますか?
- 用量によって外箱や包装シートに違いはありますか?
どの用量の錠剤を選ぶべきか迷う場合は、低用量から始めることをおすすめします。判断に迷う方は、遠慮なく医師に相談してください。
これからED治療する場合はどの用量にしたらいいのでしょうか?
これから治療を開始する場合は、低用量から始め、効果と副作用の度合いを判断するといいでしょう。
高用量の場合、低用量よりも強い効果が期待できるものの、副作用も強まるおそれがあります。まずは低用量から服用をし始め、慣れてきてもっと効果を実感したい場合は、高用量に切り替えましょう。
用量を決める上でなにか判断基準はありますか?
低用量・高用量にするか迷う場合は、以下を参考にしてみてください。
- 低用量:その日のシチュエーションや体調などによっては、問題なく勃起できる
- 高用量:毎回の性行為・自慰行為の際に勃起できないことが多い
効果・副作用を把握した上で用量を選びましょう。
用量によって外箱や包装シートに違いはありますか?
用量によって、外箱や包装シートの色が異なる場合があります。複数の種類をお持ちの方は、外箱や包装シートの違いを覚えておくと、間違いが少なくなるでしょう。
ED治療薬の用量による効果・副作用の違いは個人差がある
ED治療薬の用量によって、得られる効果や副作用は強まるとされています。しかし、これには個人差があります。
人によっては、用量が異なっても効果・副作用が変わらない場合もあるでしょう。「高用量のED治療薬を服用したから必ず効果が強まる」「高用量のED治療薬を服用したから必ず副作用が強まる」といったことはありません。
用法・用量を間違わず、適切に服用できれば、重篤な副作用が出ることはありません。まずは低用量から試してみて、効果が物足りず、副作用が気にならない場合は高用量に切り替えてみてもいいでしょう。
ED治療薬の用量による違いについてまとめ
ED治療薬の用量によって、効果や副作用の度合いが強まる可能性があります。また、用量によって、錠剤の大きさや色、外箱や包装シートの色が異なります。
複数のED治療薬を服用している方は、上記の違いを把握しておくと、間違いのない服用がしやすくなるでしょう。
もし、ED治療薬の用量選びに迷う場合は、遠慮なく医師に相談してください。
当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一