朝立ちが減ってきたと感じる方は、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか。
最近朝立ちしなくなってきた…これってもしかしてED?
朝立ちがないことと勃起不全は関係あるの?
このまま放置しても大丈夫なのか不安…
朝立ちの減少はEDの初期サインかもしれませんが、原因を正しく理解して適切な対処法を実践すれば、多くの場合は改善できます。
この記事では、朝立ちがなくなることとEDの関連性、ストレスや加齢などEDの原因、泌尿器科受診やED治療薬の活用法、そして日常生活での予防法まで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論
朝立ちがないことはEDの兆候ですが、以下の対処法や予防法を実践することで、多くの場合は改善できます。
- 対処法
- 泌尿器科・オンラインEDクリニックの受診、ED治療薬の服用、運動・ストレッチ
- 予防法
- 血管の圧迫を避ける、肥満・運動不足の改善、禁酒・禁煙する
朝立ちしないのは器質性EDの兆候
朝立ちが減ったり完全になくなったりすることは、器質性EDの兆候です。
朝立ちは医学的に「夜間睡眠時勃起現象」と呼ばれており、これは睡眠中に無意識で起こる自然な勃起現象です。
朝立ちはレム睡眠時に副交感神経が働き、陰茎の血管が広がって血流が増えることで発生します。
器質性EDには以下のような症状が見られます。
- 勃起しない・しにくい
- 勃起しても硬さが足りない
- 途中で萎える(中折れ)
- 朝立ちがなくなる
これらの症状はEDの初期段階から現れることがあり、朝立ちの減少に気づいたら健康チェックの良いタイミングと考えましょう。
ED(勃起障害)の原因
以下がEDの主な原因となります。
それぞれ内容を詳しく見ていきましょう。
ストレス
ストレスはEDの主な原因で、心理的ストレスは脳の性的興奮を阻害し、勃起に必要な神経信号を弱めます。
仕事や家庭問題のストレスによって性欲低下が起こり、結果としてEDのリスクも高まるのです。
性行為へのプレッシャーや過去のED体験から生じる不安は症状を悪化させ、やがて悪循環を生み出すこともあります。
このとき体内ではストレスホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌されるため、性ホルモンのバランスが崩れ、性機能低下につながります。
またストレス状態では交感神経が活性化することで血圧上昇と血管収縮が起こり、その結果、勃起に必要な十分な血液が陰茎に届かなくなるのです。
加齢
加齢もEDの主な原因で、年齢を重ねるにつれて、勃起の頻度、持続時間、硬さは衰えていきます。
その背景には、男性ホルモン(テストステロン)の値が低下することで性欲が弱まるという生理的変化があります。
加齢に伴う変化としては、陰茎の感度低下や射精液量の減少が見られるほか、性的絶頂(オルガスム)後の感覚が弱まり、ペニスがより早く柔らかくなるのが特徴です。
また、一度絶頂を迎えた後、再び勃起できるようになるまでの回復時間が長くなることも加齢現象の一つといえるでしょう。
テストステロンの分泌量は20~30歳でピークを迎えますが、40代以降から徐々に減少していくため、50代になると完全型EDの患者が約4割に達するという報告もあります。
そして60代以降になると「血管の老化」という避けられない現象が進行することから、さらに症状が悪化する傾向にあるのです。
LOH症候群・うつ病を併発する場合あり
加齢による男性ホルモン(テストステロン)の低下はLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)を引き起こすことがあります。
LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)とは
加齢に伴い男性ホルモン(テストステロン)の値が低下することで起こるのもので、主な症状には以下のようなものがある。
- 男性機能低下(朝立ちの消失やED)
- 身体症状(のぼせ、多汗、倦怠感、筋力低下、頭痛、めまい、耳鳴り、頻尿)
- 精神症状(不眠、無気力、イライラ、集中力・記憶力低下)
このLOH症候群は主に男性ホルモンの低下により生じますが、同時にストレスやうつ病など複数の要因が複雑に絡み合うという特徴を持っており、その症状は多岐にわたります。
うつ病とEDには密接な関係が存在し、実際の調査からも明らかです。
2021年に実施されたインターネット調査よれば、うつ病と診断された40~59歳の男性の約26%が中等度以上のEDを抱えており、これはうつ病でない人の約16%と比べると格段に高い数値となっています。
うつ病がもたらす憂鬱な気分や意欲の低下が性欲を徐々に減退させ、結果としてEDの発症率を高めているのです。
ED(勃起障害)の改善・対処法
EDには様々な以下のような改善・対処法があり、早期に適切な方法を取ることで改善が期待できます。
以下で詳しく解説します。
泌尿器科への受診
EDに悩む場合、専門医による診断と治療によって多くの場合改善が見込めるため、泌尿器科受診が最も確実な対処法です。
泌尿器科では問診から始まり、血流の検査や基礎疾患の確認、ホルモンバランスの検査など、様々な角度から原因を調べていき、個々の症状に合わせた治療法を提案してもらうことができます。
また重要なのは、EDと生活習慣病との関係性。
EDは性機能の問題だけでなく、脳卒中や心筋梗塞といった重大な疾患の前兆となることもあります。
そのため、速やかな受診が健康リスクの早期発見につながり、全体的な健康維持に役立ちます。
オンラインEDクリニックへ受診
近年では、オンラインでEDの診療を受けられるクリニックも増えています。
自宅にいながら診察を受けられるため、時間や場所の制約から解放され、プライバシーも完全に守られるという点が大きな魅力でしょう。
オンライン診療ではスマートフォンやパソコンなどを使用して、予約から問診、診察、そして薬の処方から決済まで、すべてがスムーズに一連の流れで行えます。
対面では聞きにくいような内容も相談しやすく、自分の都合に合わせて受診できることから、多くの方に選ばれるようになってきました。
さらに魅力的なのは、多くのオンラインクリニックでは24時間いつでも予約が可能であり、診察後はお薬を自宅まで直接配送してもらえるという便利さです。
これに加えて、完全予約制のため無駄な待ち時間もなく、忙しい現代人にとって効率よく医療サービスを受けられる点も、大きな魅力となっています。
ED治療薬を服用する
ED治療薬の服用は、即効性のある効果的な対処法で、主なED治療薬には以下の3種類があります。
- バイアグラ(シルデナフィル)
- レビトラ(バルデナフィル)
- シアリス(タダラフィル)
これらの薬は勃起をサポートする効果を持ち、血流を改善することによって勃起力を促進します。
ただし、効果が出るまでの時間や食事の影響の受けやすさなど、それぞれに特徴が異なるため、自分に合った薬を選ぶことが大切でしょう。
ED治療薬は基礎疾患がある場合や他の薬との併用禁忌も存在することから、必ず医師の診察を受けて適切に処方してもらう必要があります。
また、個人輸入の通販で安く販売されている薬には、偽物や粗悪品を掴まされるリスクが高く健康被害につながる可能性もあるため、利用は避けてください。
運動・ストレッチをする
適度な運動やストレッチは血流を改善し、EDの症状を軽減します。
特に血流の悪化が原因のEDの場合、運動によって改善される可能性が高まります。
運動の良い点は、血流促進だけでなくストレス解消にも効果があることです。
ストレスは自律神経のバランスを崩し、そのため体が緊張状態となり、勃起機能を妨げてしまいます。
毎日の運動習慣でストレスが減ると、体はリラックスして勃起しやすくなっていくでしょう。
忙しい中でもストレッチを行えば、筋肉をほぐして血流を良くし、徐々に効果が現れます。
またマッサージを加えることでリラックス効果がさらに高まり、結果としてEDの改善につながるのです。
ED(勃起障害)の予防法
EDは日常生活で意識的に取り組むことで勃起機能を健全に保ち、リスクを減らせる予防可能な症状です。
以下にて詳しく解説します。
血管の圧迫を防ぐ
血管の圧迫を防ぐことはEDの予防に欠かせず、陰茎内の血管や神経が圧迫されると血流が滞って勃起機能が低下します。
股間への長時間の圧迫は、神経や血管にダメージを与え、一度傷つくと回復は簡単ではありません。
長時間のサイクリングでは股間がサドルに圧迫され続け、勃起機能に悪影響を及ぼす可能性があるため、毎日2時間以上自転車に乗るなら、EDの原因になっていないか考慮すべきでしょう。
自転車以外でも、長時間股間を圧迫する作業をする場合は、定期的な休憩や姿勢の工夫が必要です。
また、筋肉の緊張も血管を圧迫する原因となり、緊張した筋肉は血管を締め付けて勃起に必要な酸素や栄養素が届きにくくなります。
ストレッチやマッサージで筋肉をリラックスさせ、血流を改善することが、EDの予防と改善には大切です。
肥満・運動不足改善
適切な体重管理と定期的な運動は、勃起機能の維持・向上に大きく貢献します。
また、運動は男性ホルモンの分泌や血流を促すため、ED予防に効果的であり、週に合計2.5時間以上の運動をすることでEDのリスクが30%低下するという研究結果もあります。
特に有酸素運動はED予防に効果的とされており、ウォーキングやジョギング、水泳などを週3回以上、1回30分以上行うのが理想的です。
下半身筋肉は全身の大部分を占めるため鍛えると血流が促進されて勃起力が向上し、さらに男性器を支える「骨盤底筋」強化によって勃起時の力強さと持続力にもつながるでしょう。
おすすめの下半身トレーニングは、以下の通りです。
- スクワット
- 足を肩幅より広めに開き、太ももと床が平行になるまで腰を落とす
- ヒップリフト
- 仰向けになって膝を立て、お尻を数秒かけて上げ下げする
- 肛門開閉トレーニング
- 肛門を数秒間、締めたり緩めたりする
これらは自宅で簡単にできるので、日常的に取り入れるとよいでしょう。
禁酒・禁煙する
過度の飲酒や喫煙はEDリスクを高める要因です。
喫煙は血管を収縮させ血流を悪化させて勃起を妨げるほか、タバコは血管にダメージを与えてEDリスクを高めますが、禁煙すればED改善が期待でき、特に若者や軽度EDに効果的です。
また、過度の飲酒は男性ホルモン(テストステロン)分泌を低下させ神経系の働きを抑制してEDリスクを高める一方で、3ヶ月間の禁酒でED患者の88.5%が改善した研究結果もあります。
適量の飲酒にはリラックス効果もありますが、EDリスク軽減のためには節度ある飲酒を心がけ、必要に応じてアルコール摂取量を減らすことをおすすめします。
朝立ちEDよくある質問
朝立ちの頻度や質の変化は、EDの初期症状として注目すべき点であり、多くの男性が以下のような疑問を持っています。
これら一般的な質問について詳しく解説します。
- 朝立ちできなくなる年齢はいくつ?
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朝立ちの頻度は加齢とともに減少し、なくなる年齢には個人差があります。
30歳未満の男性の約半数が頻繁に経験するのに対し、40歳後半では約2割、60歳後半では1割強です。
睡眠中に作られる男性ホルモン(テストステロン)の減少が原因で、加齢により睡眠が浅くなりホルモン産生能力も低下しますが、生活習慣改善や治療で改善できる可能性もあります。
- 男性の朝立ちはいつまでボッキしているのが正常?
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朝立ちの持続時間は通常5〜10分程度です。
医学的には「夜間睡眠時勃起現象」と呼ばれ、約90分周期のレム睡眠時に副交感神経を通じて陰茎血管が拡張することで起こります。
40代以上では週1回程度あれば健康の目安ですが、個人差があります。
加齢で睡眠が浅くなると男性ホルモン(テストステロン)が減少しますが、生活改善や治療で改善できる可能性があります。
- 器質性EDの検査方法はなに?
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器質性EDの主な検査方法は以下の通りです。
- 夜間勃起テスト
- 陰茎に測定器をセットし睡眠中の変化を測定。正常ならレム睡眠に合わせて勃起するため、反応がないと器質性EDの可能性が高い。
- ICIテスト
- 陰茎海綿体にプロスタグランディンE₁を注射し、2〜5分後に完全勃起しない場合は血管系障害と判断される。
これらの検査は専門医療機関でしか実施できないため、症状が気になる場合は泌尿器科などで受診されることをおすすめします。
- 朝立ちが痛いのもEDの兆候?
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朝立ちに痛みがある場合はEDではなく別の健康問題の可能性があります。
EDの初期症状には朝立ちの消失、飲酒後の勃起不全、硬さの維持困難、性行為へのプレッシャーなどが含まれますが、痛みは典型的ではありません。
痛みを伴う勃起は勃起持続症、陰茎の炎症、前立腺の問題などが原因かもしれず、特に4時間以上続く場合は医学的緊急事態なので早急に医療機関を受診すべきです。
朝立ちの減少はEDの兆候ですが、痛みがある場合は別の問題の可能性がありますので専門医に相談しましょう。
年齢や生活習慣で変化しますが、諦めずに対処すればEDは改善可能です。
まとめ
今回はEDの兆候や原因、対処法や予防法について解説しました。
朝立ちがない場合は器質性EDの兆候かもしれませんが、適切な対応で改善できます。
EDの兆候がある場合は泌尿器科やオンラインクリニックを受診し、医師の診断に基づく治療と運動・ストレッチで症状改善を目指しましょう。
また、体重管理、運動習慣、禁酒・禁煙などの生活習慣改善でEDリスクも減らせます。
多くのED症状は適切な治療と生活習慣の見直しで改善が可能なので、この記事を参考に対策を始めてみてください。
当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。
当院では、ED薬のオンライン診療も承っております。
ライズクリニック錦糸町 ED治療 AGA治療 ピル処方 オンライン診療
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一