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ピルの副作用とは?情緒不安定になる原因も解説

【OC服用に伴う主な副作用の発生頻度】

悪心・嘔吐1.2~29.2%
下痢0.6~4.0%
食欲不振0.1~1.9
腹痛0.1~1.5
便秘0.1~1.0
頭痛・片頭痛3.4~15.7
抑うつ0.1~0.6
引用元:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン (改訂版)

ピルの副作用について解説します。

ピルを飲むとどんな副作用があるの?

ピルを飲み始めたいけど、副作用が不安・・・

低用量ピルは、毎日服用することで生理不順や生理痛の緩和・妊娠の防止などの効果が期待できる薬です。

女性にとって強い味方となるピルですが、副作用を引き起こす可能性もあります。

本記事では、ピルの副作用について詳しく解説します。

誰しもが副作用が起こるわけではありませんが、初めてピルを服用しようとしている方にも分かりやすいように、情緒不安定になる原因対処法についても紹介。

副作用に対して不安に感じている方は、特に参考にしてください。

また、ピルオンラインおすすめでは、スマホで簡単に医師に相談ができるクリニックを紹介しているため、低用量ピルの服用を検討している方はぜひご覧ください。

低用量ピルを服用することで、どのような症状が現れるのか・リスクはあるのか解説します。

副作用は人それぞれの体質などにより悪心や腹痛、頭痛など、現れる症状やリスクは異なります

副作用について知っておくことで、いざという時に慌てることが少なくなると思うのでぜひ参考にしてください。

ピルの主な副作用

ピルの主な副作用・発生頻度は以下の通りです。

悪心・嘔吐1.2~29.2%
下痢0.6~4.0%
食欲不振0.1~1.9
腹痛0.1~1.5
便秘0.1~1.0
頭痛・片頭痛3.4~15.7
抑うつ0.1~0.6
引用元:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン (改訂版)

ピルの副作用で最も確率が多いのが悪心や嘔吐です。

低用量ピルには『エストロゲン』『プロゲステロン類似ホルモン』が含まれています。

そのホルモンの働きから脳が妊娠したと勘違いし、つわりのような吐き気が症状として出ます。

また、ホルモンバランスの変化や卵胞ホルモンの減少により頭痛が発生する場合もあります。

血栓症のリスクもわずかに高くなる

ピルに含まれている『エストロゲン(卵胞ホルモン)』には、血液が固まりやすくなる作用があります。

それにより、血栓症のリスクもわずかに高まります。

血栓症のリスクが高まるのは、ピルを服用し始めてから3~4ヶ月の間一度ピルの服用をやめたあとに服用を再開したときです。

ピルの服用により血栓症になる確率は年間で1万人に3~9人と低めですが、ゼロではないので注意が必要です。

ピルの副作用の1つとして、情緒不安定になると聞いたことがある人もいるかもしれません。

低用量ピルと気分の変調とは因果関係がないとされていますが、実際には情緒不安定になる症状が現れる場合があります。

ではなぜ、ピルを服用することで情緒不安定になるのか解説します。

低用量ピル服用と気分変調に因果関係はない

低用量ピルの服用による気分の変調には因果関係はありません。

因果関係はありませんが、服用してから気分変調が現れたという人は約5%

服用開始から1~3ヶ月ほどはホルモンが不安定になりやすいため、一時的なものかどうか見極めるのも大切になります。

考えられる原因はピルによるホルモンの変化

気分変調の原因として、ホルモンの変化が挙げられます。

ピルに含まれている『エストロゲン』『プロゲステロン』により、女性ホルモンの量が変化することでイライラしたり気分が落ちるなどの症状が現れることがあります。

また、ホルモンが変化することで幸せホルモンとも呼ばれる『セロトニン』の量が減ることで気分の浮き沈みが激しくなる事もあるでしょう。

情緒不安定になったら専門医に相談を

ピルの服用を開始してから3ヶ月ほどは様子を見てみても良いでしょう。

3ヶ月を過ぎても気分変調が変わらない場合は、専門医に相談するのがおすすめです。

ピルには低用量ピル・超低用量ピル・ミニピルなどさまざまな種類があります。

もしかしたら服用しているピルが合っていない可能性も考えられるため、専門医に相談することで別のピルを提案してくれるかもしれません。

ピルオンラインおすすめでは低用量ピル処方におすすめのオンライン診療を紹介していますので、自分に合ったピルを処方してくれるクリニックを探してみましょう。

ピルの副作用として、一番怖いとされているのが血栓症です。

血栓症が出やすい人には、喫煙者や生活習慣病を持っているなど、いくつかの特徴があります。

当てはまる方は、ピルの服用には特に慎重になりましょう。

血栓症になりやすい人の特徴や初期症状について詳しく解説します。

血栓症が出やすい人の特徴

血栓症が出やすい人の特徴は以下の通りです。

  • 40歳以上の人
  • BMI30以上の肥満の人
  • 喫煙者
  • 家族に血栓症の既往歴がある人
  • 過去に血栓症になったことがある人
  • 高血圧・脂質異常症・糖尿病などの生活習慣病を持っている人
  • 最近大きな手術をしたり大きなケガを負ったりした人

上記に当てはまるものがある方は、特に血栓症になりやすいため注意が必要です。

血栓症が起こりやすいのはピルの服用を開始してから3ヶ月ほど。

3ヶ月以降は、長く続けていけば血栓症のリスクは低くなります。

血栓症を防ぐ方法として、適度な運動を行う・飲み物をしっかり飲んで脱水にならないようにするなどの対策があります。

不安な方は、医師に相談したり生活習慣を見直してみるのがおすすめです。

血栓症の初期症状

血栓症の初期症状として、以下のような症状が挙げられます。

  • ふくらはぎの浮腫み・痛み・痺れ(多くは片方のみ)
  • 胸の痛み・突然の息切れ
  • 激しい頭痛・めまい・失神
  • 言語障害・視覚障害

上記のような症状があり血栓症かもしれないと感じた場合には、循環器内科や血管外科を受診するのがおすすめです。

血栓症になっても適切な治療を行うと約99%の方は命に別状はないので、落ち着いて早めに受診しましょう。

ピルの副作用で本当に太るのか・太る原因について解説します。

体型が気になる方は特に、副作用で太るのであれば服用するのが億劫になる人もいると思います。

太る原因は、むくみや食欲の増加が考えられますが、事前に原因を知っておくことで対策ができるでしょう。

低用量ピルに脂肪を増加させる作用はない

低用量ピルを服用し始めてから体重が増えたと言われることがありますが、低用量ピルに脂肪を増加させる作用はありません。

また、多くの研究ではピルが脂肪を増やすという明確な根拠や証拠も示されていません。

よって、ピルが直接脂肪に関係するわけではなく、間接的な影響によるものです。

ピル服用で体重が増える原因

ピルを服用することで体重が増えたと感じる人は約5%

間接的な影響から体重が増えたり、太ったと感じる人がいるのかもしれません。

ではなぜ、ピルには脂肪を増やす作用がないのに体重が増えたと感じる人がいるのか、考えられる原因を詳しく説明します。

むくみ

ピルに含まれる成分がホルモンに影響を与え、一時的に体に水分をため込んでしまうことがあります。

水分が溜まることでむくみやすくなり、体重が増えたと感じる人も。

特に服用を開始してからしばらくはホルモンバランスの変化によりむくみが気になる場合があるでしょう。

しかし、脂肪が増えたのではなく水分が関係しているため、ピルを服用してから1~2ヶ月ほど時間が経ってから落ち着くのがほとんどです。

まずはピルを数か月間飲み続けてみるのがおすすめです。

食欲の増加

黄体ホルモンの働きにより食欲が増進するという人もいます。

例えば、月経前に食欲が増したり甘いものが欲しくなるのも、黄体ホルモンの働きによるもの。

このように、食事量が増えれば当然体重や脂肪も増えてしまいます。

ピルを服用してから感じる食欲の増加も1~2ヶ月ほどで落ち着くことがほとんどです。

特にピルを服用し始めてからしばらくは食べ過ぎに注意し、適度な運動なども心がけることが体重増加の予防にもなります。

ピルの副作用として、吐き気を感じる方は少なくありません。

吐き気があると普段の生活でも楽しむことが出来ずに辛くなってしまいます。

吐き気がひどいときは、ゆったりとした服装で過ごしたり、長引く場合は無理をせずに医師に相談しましょう。

吐き気があるときの対処法について詳しく紹介します。

医師に相談の上、吐き気止めを飲む

ピルの副作用で吐き気がひどい場合には、まずは医師に相談し吐き気止めを処方してもらいましょう。

医師から処方される薬は市販のものより効果が高く、素早く吐き気を抑えてくれるのでおすすめです。

吐き気がひどいとピルの服用をやめてしまう人がいますが、薬により吐き気が収まるのであれば続けやすくなるので早めの相談が大切です。

楽な姿勢やゆったりした服装をする

体を圧迫させるとさらに吐き気がひどくなってしまいます。

吐き気で辛い時は、締め付けのないゆったりとした服装で過ごすのがおすすめ。

これは下着も同じで、ブラトップやノンワイヤーブラ・シームレスショーツなど圧迫感のないものを着用するのがおすすめです。

また、嘔吐があるときに仰向けで寝ると吐物がのどや気管に詰まりやすくなって窒息してしまったり顔にかかってのどや鼻を塞いでしまう恐れがあります。

そのため、吐き気がある時や嘔吐した後などは仰向けは避けて横向きで寝ましょう。

吐き気が長引くときは病院を受診

ピルの服用による吐き気は、ピルの服用開始から通常1~2週間ほどで徐々に落ち着いてくることがほとんどです。

吐き気の症状がそこまで辛くなく軽度であれば、2~3ヶ月ほど様子を見てみても良いかもしれません。

それでも吐き気の症状が治らず長引く場合には、ピルの種類が合わなかったり他の原因が考えられるため、病院を受診することをおすすめします。

ピル副作用のよくある質問・Q&A

ピルの副作用で臭いに敏感になることはありますか?

ホルモンバランスの変化により、嗅覚が鋭くなる場合があります。

妊娠のつわりと同じように特定の臭いに敏感になることも。

対処法としては、換気をしたりレモンやミントの爽やかな香りでリフレッシュしたりするのがおすすめです。

ピルをやめてよかったと感じるのはどんなときですか?

ピルをやめると、副作用がなくなった・服用前と比べて生理が軽くなったなどと感じる人がいるようです。

しかし、ピルをやめることでホルモンバランスが元に戻り、生理痛やPMSなどの症状も元通りになってしまう可能性があります。

また、ピルをやめてもう一度再開すると血栓症のリスクも高まります。

ピルの中断・再開を繰り返すと体への負担が大きくなるため、安易な考えで中断するのはおすすめできません。

ピルは長期間飲み続けても大丈夫ですか?

血栓症のリスクなどがなければ、長期間にわたってピルを服用するのは問題ありません。

定期的に病院に通い、現在の自分の体の状態を把握しながら続けていくのがおすすめです。

まとめ

本記事では、ピルの副作用について詳しく解説しました。

ピルの副作用は、通常は時間とともに軽快していくことがほとんどですが、万が一長引く場合には医師に相談することで解決策につながるためおすすめです。

ただし、血栓症になりやすい人はピルの服用には特に注意が必要です。

副作用に気を付けながらピルを服用し、より過ごしやすい生活を手に入れましょう。

当院での低用量ピル・アフターピル処方についてはこちらもご覧ください。


当院では、ピル薬のオンライン診療も承っております。

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この記事を監修した医師

ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一

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