塗り薬はEDに効果がある?EDとテストステロンとの関係性について解説します。
昨今、ED治療の手段としてさまざまな方法が広まっています。しかし、中には国内で実践できない方法もあるでしょう。
本記事では、ED治療における塗り薬の効果やテストステロンとEDの関係性について解説します。
テストステロンを向上させるための対策を実施しながら、必要に応じてED治療薬の服用を検討してください。
塗り薬はEDに効果がある?
結論として、男性ホルモン(テストステロン)量の減少に起因するEDの場合、塗り薬でも効果があります。
テストステロンとは、男性ホルモンの代表であり「男性らしさ」を作るために必要な性ホルモンです。
テストステロンの量が減少すると、性欲減退につながり、勃起不全につながるケースがあります。
これに対して、テストステロンの補充クリームを塗ると、効果が得られる場合があります。しかし、国内ではED治療用の塗り薬は承認されていないため、塗り薬を活用した治療を日本で受けることはできません。
テストステロンとEDの関係性
テストステロンとEDには密接な関係があるとされています。人間の血管機能は加齢に伴って衰えていきますが、テストステロンが低下すると、血管の老化は進行するとされているのです。
血管の老化が進行すると、勃起不全が起きやすくなり、EDに陥るケースがあるでしょう。また、性的欲求や朝立ちの回数が減少したり、夜間帯に頻尿になったりします。
加えて、以下の症状が出やすくなるため、注意しましょう。
- 汗がよく出る
- 寝付きが悪くなる
- 体が火照る
- 疲れやすくなる
- 筋肉や関節に痛みが出る
- 太りやすくなる
テストステロン値を高める方法
ED予防としてテストステロンを高めることは有効です。おもな方法は以下が挙げられます。
- テストステロン補充療法
- 筋力トレーニング
- 良質な睡眠
- 日光浴
テストステロンを高めることで、ED予防にもつながります。日々生活するうえでできることから取り組んでみましょう。
テストステロン補充療法
体の外から中へテストステロンを取り入れる方法として、テストステロン補充療法が挙げられます。
具体的な方法としては、おもに以下のとおりです。
- 皮膚吸収剤(クリーム)
- 経口剤(飲み薬)
- 注射剤
テストステロン補j中療法は、2〜3週間に1度のペースで通院し、3ヶ月ごとに効果測定を実施しながら治療評価を評価します。
もし、前立腺がんや無呼吸症候群、前立腺肥大症などがある場合は治療できないケースがあります。
筋力トレーニング
筋力トレーニングをおこなうことで、テストステロンの分泌が促されることがわかっています。
トレーニングとしておもに有効な方法は以下のとおりです。
- 階段の上り下り
- 早歩き
- 腹筋
- 腕立て伏せ
- スクワット
日常的に継続することで、一定の効果が期待できます。
良質な睡眠
テストステロンは、良質な睡眠により分泌量が増えるとされています。対策として、以下を実践してみましょう。
- 起床後に太陽の光を浴びる
- 適度な運動を心がける
- 1日3食の食事をとる
- 寝る前にパソコンやスマートフォンを見ない
- 就寝する2〜3時間前に入浴を済ませる
上記を実践することで、睡眠の質が高まり、テストステロンの分泌量が効率的に高まります。
日光浴
適度に日光を浴びると、テストステロンが上昇するとされています。目安として、1日15〜20分程度の日光浴をおこなうとよいでしょう。
睡眠リズムを整えたり、うつ病を予防したりするのにも効果があるとされているため、積極的に実践してください。
栄養バランスを考慮した食事をとる
食事をとる際は、おもに以下の栄養素が補えるように配慮しましょう。
- たんぱく質
- 亜鉛
- マグネシウム
- カルシウム
- 鉄分
- ミネラル
一方で、過剰摂取すると体調を崩す原因になるため、注意が必要です。
テストステロン向上に加えてED治療薬を活用しよう
テストステロン以外の原因でEDが続いている場合は、ED治療薬の服用を検討してください。
ED治療薬を服用すると、勃起を阻害するPDE5を抑制して性的刺激が伝わりやすくなります。
その結果、陰茎海綿体に血液が送りやすくなり、勃起不全や中折れの改善が期待できるでしょう。
ED治療薬には複数の種類があります。それぞれ効果の発現時間や持続力、副作用などが異なります。
個人によって感じ方や効力も変わる場合があるため、薬の購入を検討する方は、専門のクリニックにて医師に相談しましょう。
塗り薬はEDに効果がある?EDとテストステロンとの関係性まとめ
テストステロン低下が原因でEDを引き起こしている場合、塗り薬は効果があるとされています。
しかし、国内での販売は承認されていないため、注意が必要です。
EDとテストステロンには密接な関係があり、テストステロンの低下によってEDにつながるケースがあります。
そのため、テストステロンが低下して調子が悪くなった場合は、定期的な運動やバランスのとれた食事などを心がけてください。
根本的にEDを改善したい場合は、専門のクリニックを受診し、ED治療薬の購入を検討しましょう。
当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一