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Columns ED治療コラム

EDは動脈硬化のサイン?原因や改善方法を解説

EDは動脈硬化のサインなのか、解説します。

EDは動脈硬化のサインなのかな?

動脈硬化がEDの原因になる理由は何だろう?

結論、EDは動脈硬化のサインである可能性があります。

動脈硬化とは、生活習慣や加齢が原因で血管の壁が硬質化され、悪化すると血管が詰まり血行不良が起こる病気です。

チェックポイント

勃起は陰茎に血液が浸透することで起こる身体症状のため、動脈硬化により血液の巡りが滞っていると勃起不全になる可能性があります

それに加えて、陰茎の血管は直径1~2㎜と身体の血管の中でもかなり微細であるため、動脈硬化になった場合に症状が出やすい部位です。

しかし、動脈硬化になると必ずEDになるというわけではなく、症状が起きている血管の場所によって体のサインは変わります。

本記事では、EDと動脈硬化の関係性やチェック方法、改善・予防法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

結論

陰茎に血液が行き届かないと勃起できないため、EDは動脈硬化のサインである可能性があります。

特に、陰茎の血管は細く狭いため、血行不良が起こりやすく動脈硬化の初期のサインとしてEDが起こるケースもあります。

また、動脈硬化は放置しておくとED以外にも、心筋梗塞脳梗塞を起してしまうリスクがあるため、軽視することはできません。

EDの症状に困っている時は、背景に治療が必要な病気が潜んでいる場合もあるので、病院やED治療クリニックの受診を考えてみて下さい。

EDは動脈硬化のサイン?

EDは動脈硬化のサインである可能性があります。

EDとは
EDとは勃起不全のことで、性行為時に勃起できなかったり、勃起してもすぐに治まってしまったりする病気です。
陰茎に血液が行き渡ることで勃起するので、血行不良がEDの原因になる場合もあります。
動脈硬化とは
動脈硬化とは、太りずぎや加齢、高血圧により動脈の壁が固くなったり分厚く太やかになったりする病気です。
進行すると血液が陰茎の血管に行き届かなくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気に発展する可能性があります。

このように、EDと動脈硬化には関連性があるため、1つずつ解説していきます。

EDは動脈硬化の初期症状の可能性がある

動脈硬化は血管がハードになり血液が十分に行き届かなくなる病気で、血管が微細な陰茎は血行不良になりやすいため、EDは動脈硬化の初期症状の可能性があります。

【勃起の原理について】

  1. 脳が刺激を受け取る
  2. 脳から神経を通って、陰茎に信号が送られる
  3. 血管を通って陰茎に血液が巡る
  4. 血液が十分に行き渡ることで勃起する

このように、勃起するためには血液が血管を通って陰茎に行き渡る必要があります。

しかし、動脈硬化になると血液の通りが不十分になるため、血行不良が起こり結果としてEDになるケースもあります。

また、陰茎の血管の太さは直径1~2㎜と血管の中でも細く通り道が狭いので、動脈硬化の症状が出やすく、EDは動脈硬化の初期症状として気づかれることもあるでしょう。

早めの対処が必要

EDも動脈硬化も、放置せずになるべく早く治療を進めた方が良いでしょう。

特に、動脈硬化は放置すると以下の合併症を起こす可能性があり、大変危険です。

  • 脳梗塞:脳の血管に動脈硬化が起き、脳に血流がいかなくなる病気
  • 心筋梗塞:心臓の血管に動脈硬化が起き、心臓に血液が行き届かなくなり心不全を引き起こす
  • 抹消動脈疾患:足の動脈の血流が悪くなりしびれや冷感、最悪足を切断するケースもある
  • 神経障害:自律神経や運動神経、感覚神経の働きが鈍くなる障害
  • 腎不全:腎臓に動脈硬化が起こると腎硬化症となり、腎機能の低下が起こる
  • 虚血性視神経症:目の血管に動脈硬化が起こり、症状が深刻な場合は失明の可能性もある病気

このように、動脈硬化は体のどの血管で起こるのかで症状が変わる病気です。

動脈硬化が陰茎の血管で起きた場合に、EDを引き起こす可能性があるため、EDは動脈硬化の初期症状としても知られています。

また、EDを放置しておくことで、妊活に影響が出たりパートナーとのトラブルに繋がったりと、日常生活に大きな影響を与える可能性も否定できません。

そして、EDの原因には動脈硬化以外にも、神経のトラブルやストレスなどがあるため、自分で判断するのは難しいでしょう。

身体に不調を感じたら放置せずに、病院の受診を推奨します。

動脈硬化がEDの原因になる理由

勃起は血液が陰茎に集まることで起きる生理現象のため、血行不良を引き起こす動脈硬化はEDの原因になり得ます。

動脈硬化は体のどの血管でも起こるリスクがありますが、太い血管よりも細い血管から詰まっていきます。

頸動脈が5~6㎜、心臓の冠動脈が3~4㎜なのに比べ陰茎の血管は1~2㎜と細く、特に動脈硬化の症状が出やすいでしょう。

また、動脈硬化になると頭痛疲労感めまいなどの症状も現れるため、精神的にも負担がかかります。

その結果、性行為に対して積極的になれなくなるケースもあり、パートナーとの関係や性生活に影響を与えてしまうでしょう。

チェックポイント

精神的な負担で勃起不全になることを心因性ED、動脈硬化のように血管や神経に影響が出て勃起不全になることを器質性ED、そしてこの二つが重なって起きる勃起不全を混合性EDと言います。

このように、EDの背景には動脈硬化が隠れている可能性もあります。

動脈硬化は放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞などの大病に繋がる場合もあるため、気になる症状がある方は専門機関へ受診を検討しましょう。

動脈硬化の初期症状のチェック方法

EDは動脈硬化の初期症状の一つで、性行為をしなくても朝立ち(朝勃ち)の状態でチェックすることができます。

また、動脈硬化の初期症状では頭痛やめまい、動悸などからEDまであります。

しかし、動脈硬化は比較的に初期症状を自覚しにくかったり、他の疾患と似ていたりする場合もあるため、気になる症状がある方は循環器内科血管外科への受診を検討しましょう。

動脈硬化の初期症状と似ている病気

  • 自律神経失調症
  • うつ病や適応障害、パニック障害や不安障害などのメンタル疾患
  • メニエール病
  • 難聴
  • 片頭痛(偏頭痛)
  • 貧血
  • 心臓疾患など

特に、頭痛やめまい、動悸などはメンタルヘルス系の疾患でも良くみられる症状です。

また、耳鳴りやめまいなどは突発性難聴の初期症状でも知られています。

生活に支障が出ている場合は、医療機関への受診も検討してみましょう。

次は、自分でできるチェック方法について解説します。

朝立ちするかどうか

性行為中以外でも、朝立ちの状態での固さや角度を確認することでEDかチェックすることができます。

【勃起の固さの指標】

STEP
全く勃起しない

反応がなく、平常時の柔らかさ。

STEP
陰茎は少し大きくなるが、固くはない

食べ物で例えるとこんにゃくぐらいの固さで、性行為は難しい。

STEP
固くはなっているが、挿入が難しい状態

だいたいみかんぐらいの固さだが、挿入の圧力に耐えられない。

STEP
挿入はできるレベル

固さがあり挿入もできるが、完全に勃起はしていない。

食べ物で例えるとグレープフルーツぐらいの固さ。

STEP
完全に勃起している状態

リンゴぐらいの固さで、十分に性行為ができ不便さを感じない。

このように、勃起の固さの目安には段階があります。

段階としては、固さが全くない状態からみかんまでの場合は、EDの可能性があるため、通院を検討してみてください。

また、勃起の角度は手の平で見立てて、チェックすることができます。

片腕を肩の高さまで上げて、肩から中指が一直線になるようにし、手の指を開いてください。

指を開いたときに親指の角度に当たるのが20代の通常の角度、人差し指の角度に当たるのが30代、中指の角度に当たるのが40代といったように、勃起の角度は年齢によって変わってきます。

あくまでも、目安の一つとして試してみてください。

【朝立ち(夜間勃起)の仕組み】

  1. 夜寝ている時は、ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)を繰り返す
  2. レム睡眠では脳が活動している状態になっている
  3. そのため自律神経も働いていて、活動的な副交感神経が優位になると朝立ちが起こる

このように睡眠中も副交感神経が働くことで、朝立ちが起こります。

他にも、レム睡眠だと睡眠が浅いため夢を見ている場合が多いようです。

また、朝立ちしていなくても、夜間の間に勃起していることもあるため、自覚がない場合もあるでしょう。

「ジェクスメーター」という測定器でもチェックすることができるので、確認したい方は病院やED治療クリニックに相談してみてください。

ちなみに、朝立ちは生殖機能が衰えないようにするための生理的な働きです。

朝立ちの原理は性行為時の勃起と同じように、陰茎に血液が集まることで起こります。

最近全然、朝立ちしないな…。

このように思っていたら、実は体内で動脈硬化が起きていたということもあります。

気になることがある場合は、病院やED治療専門クリニックへの受診も検討してみて下さい。

チェックポイント

熟睡していたのにも関わらず朝立ちしていない、しているが柔らかいという場合にはEDを疑っても良いかもしれません。

40代以上の男性が週に1回朝立ちすれば健康体

年齢によって朝立ちの頻度は異なり、40代であれば週に1回朝立ちしていれば健康だと言えるでしょう。

20代では、毎日朝立ちしてる男性もいるため、年齢によって平均頻度は変わってくるようです。

また、朝立ちを確認することで動脈硬化以外の健康チェックもすることができます。

ストレス
ストレスを抱えていると睡眠の質が下がります。
睡眠のリズムが崩れていると、自律神経も乱れるためEDになるリスクもあるため、睡眠が浅く、朝立ちもない場合は睡眠障害が関係している場合もありえるでしょう。
男性更年期
更年期になると男性ホルモンであるテストステロンが減少するため、やる気が起きなかったり倦怠感が強かったりすることが増えます。
そして、このテストステロンは性欲や性機能の活動にも深く関係しているため、減少するとEDが起こるのです。

このように、朝立ちチェックをすると動脈硬化や男性更年期、ストレスの有無まで確認することができます。

朝立ちしない固さが足りないと感じる方は、一人で悩まずに専門機関への通院も視野に入れてみましょう。

EDで悩んでいることを知人に知られたくない場合は、自宅で完結するオンライン診療もおすすめです。

EDの原因となる動脈硬化を改善・予防する方法

動脈硬化を改善・予防するためには、規則正しい生活習慣を意識することと医師の指示に従って治療をすることが大切です。

生活習慣を整える
早寝早起きをし、バランスの良い食事を3食しっかり食べることが大切です。
合わせて適度な運動をし、動脈硬化の原因になり得る肥満の予防も意識しましょう。
また、飲酒は控え禁煙することもおすすめです。
医師に相談する
EDの症状がある場合は病院やED治療クリニックへの受診をおすすめします。
また、動脈硬化の可能性がある場合は循環器内科血管外科への受診を検討しましょう。

下記の項目で、さらに詳しく解説していきます。

適度な運動をする

適度な運動をすることで、動脈硬化の原因になり得る肥満や糖尿病のリスクを抑えられます。

また、適度な運動には動脈硬化の予防以外にも、ストレスの発散心肺機能の向上など様々なメリットがあるためおすすめです。

【おすすめの運動】

  • 散歩
  • ジョギング
  • 縄跳び
  • 軽い筋トレ
  • ヨガ・ストレッチ

特に散歩は必要な道具もなく、体力への負担も少ないため忙しい方にもおすすめです。

時間がなかなか作れない場合は、通勤の際に最寄り駅まで歩いたり、階段を使用したりすることも良いでしょう。

また、朝に適度な運動を行うことで、目が覚めたり生活リズムを整えられたりとメリットが多いです。

特に、朝散歩をして朝日を浴びると幸せホルモンのセロトニンが分泌され、メンタルケアの効果もあるので、ぜひ実践してみてください。

バランスの良い食事を心がける

動脈硬化の背景には肥満や糖尿病が潜んでいることもあるため、バランスの良い食事を摂るようにしましょう。

バランスの良い食事とは、栄養価の偏りがない食事のことで、PFC(タンパク質、脂質、炭水化物)を意識することがポイントです。

特に低糖質で高たんぱく質な食品である、ささみ豆腐納豆なども健康にいいため、食べるようにしてみてください。

そして、合わせて食物繊維が豊富な野菜玄米を取り入れるのもいいでしょう。

なかなか意識するのが難しい場合は飲酒や外食を控えて、ソイプロテインやサプリで栄養素を補うのもおすすめです。

また、サプリなどには飲み合わせを気にしたほうが良い医薬品もあるため、服薬している方は主治医に相談してから飲むのが良いでしょう。

禁煙する

禁煙すると動脈硬化の進行を抑えたり、血流の改善をしたりする効果が期待できます。

喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍高くなっているほか、それ以外の多くのがんについても、喫煙による危険性が増大することが報告されています。(一部抜粋)

引用元:資料7 喫煙の健康影響について|厚生労働省

このように、喫煙には動脈硬化以外にも様々なリスクがあるため危険です。

そして、喫煙に含まれるニコチンには、血管収縮や血圧上昇の作用があり心臓に負担をかけてしまいます。

血管が収縮すると動脈硬化が起こりやすくなり、結果として陰茎が血行不良を起こしてEDになるリスクが高くなってしまうのです。

チェックポイント

煙草に含まれる化学物質には血管や神経を傷つけ、動脈硬化の進行を促す作用があります。

なかなか禁煙できず、苦しんでいる場合は禁煙外来に相談してみるのもおすすめです。

ED治療薬と併用して治療する

動脈硬化を改善するためには、並行してED治療薬での治療を進めるのも良いでしょう。

EDの症状が長く続くと、パートナーとのすれ違いに繋がったり、妊活に影響が出て人生設計が思い通りにいかなくなったりなど、慢性的なストレスが蓄積されます。

ストレスはEDだけではなく、動脈硬化のリスクを高めてしまう可能性もあるため、日ごろから溜めないようにすることが大切です。

ストレスが動脈硬化に与える影響

ストレスが慢性的に続くと、自律神経や血管に負担がかかります。

血管に負担がかかると血管壁に傷がついたり、赤血球同士が結びついて血栓になったりと、動脈硬化に繋がるリスクが高くなってしまうため、ストレスの影響は軽視できません。

そのため、ストレスを溜めない生活を心がけることが、動脈硬化の予防になります。

EDで悩んでいる方は放置せずに、専門機関で治療することでストレスを軽減することができるかもしれません。

ED動脈硬化のよくある質問・Q&A

勃たなくなる年齢はどのくらいからですか?

EDは40代を境に増え始めます。

なぜなら、EDになる原因には以下の要因が考えられるからです。

  • 加齢による衰え
  • 更年期による男性ホルモンの低下
  • 肥満や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病
  • 心理的ストレスの蓄積

40代になると、これらの要因が重なり合いやすくなり、EDを引き起こしてしまう場合があります。

特に、男性ホルモンであるテストステロンの減少は、意欲・性欲の低下など性行為に大きな影響を与えるため、性生活以外にも不調を感じてしまうでしょう。

また、性行為だけではなく朝立ちの状態でも、健康チェックをすることができます。

40代の男性なら週に1度朝立ちしていれば、健康だと言えるため確認してみるのもいいでしょう。

高血圧だとEDになりやすいですか?

高血圧の方は、うでない方に比べてEDになるリスクが高いでしょう。

なぜなら、高血圧の状態だと血管に負担がかかりやすくなり、動脈硬化を引き起こす可能性があるからです。

また、勃起は陰茎に血液が行き届くことで起こるため、動脈硬化によって血行不良になってしまうと、EDの症状が現れるリスクが増えてしまいます。

さらに、動脈硬化は細い血管の方が症状が出やすいので、血管の直径が1~2㎜と細い陰茎は影響を受けやすい部位の一つです。

要するに、EDを改善するためにはED治療薬でのアプローチや、専門病院での高血圧治療が必要でしょう。

20代がEDになる主な原因は何ですか?

20代がEDになる主な原因は、心理的ストレスによるものが殆どです。

  • パートナーとのいざこざ
  • 妊活などのプレッシャー・過緊張
  • キャリアが短く、仕事でのストレスを溜め込みやすい
  • 性行為中に立たなかったことによるトラウマ
  • 慢性的なストレスの蓄積

20代は体力があり健康的なイメージですが、ライフスタイルの変化も多く心理的ストレスを溜めやすい年代でもあるのです。

そして、このような心理的ストレスでおきるEDを心因性EDといいます。

心因性EDの改善には、パートナーとのコミュニケーションの工夫やリラックスする意識を持つこと、そして専門機関で処方されるED治療薬での治療が有効だとされています。

また、夫婦で悩んでいる場合は一緒にカウンセリングやセックスセラピーを受けてみるのも、対策の一つです。

悩んでいる方は、一人で抱え込まず病院やED治療専門クリニックへの受診を検討してみましょう。

まとめ

本記事では、EDと動脈硬化のサインについて解説しました。

EDになる背景には、動脈硬化をはじめ肥満や糖尿病など様々な病気が隠れていることもあります。

動脈硬化を予防するためには、健康的な食生活・運動を心がけることが大切です。

また、朝立ちを確認することで健康チェックもできるため、気になる方は試してみてください。

体調に異変を感じた場合は、自己判断をせず病院やED治療専門クリニックへの通院を視野に入れてみましょう。

当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。


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この記事を監修した医師

ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一

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