バイアグラが市販で購入できるか解説します。
バイアグラが市販で購入できたら手軽で便利ですよね。
ですが、残念ながらバイアグラをはじめとするED治療薬は市販で購入することはできません。
市販で買えたら楽なのに…
なんで薬局に無いの?
バイアグラは医療用医薬品の為、購入するには医師による診察が必要です。
本記事では、バイアグラが市販で購入できない理由や販売場所について詳しく解説。
また、手軽に薬を購入できるイメージがある個人輸入についてリスクをまとめました。
バイアグラを安全かつ手軽に購入する方法を探している方は参考にしてください。
結論
バイアグラは市販されていないため、薬局・ドラッグストアで購入することはできません。
ED治療薬は医療用医薬品に該当するため医師による診察が必要だからです。
安全にかつ手軽にバイアグラを購入するならオンライン診療がおすすめです。
バイアグラは市販品として薬局で買える?
バイアグラは市販されていないため、薬局やドラッグストアで購入することはできません。
市販で購入可能な薬は、基本的に一般用医薬品と要指導医薬品と呼ばれる効き目も副作用も穏やかなものが該当します。
バイアグラは医師の処方箋なしでは購入できない医療用医薬品にあたり、市販は困難です。
安全に服用するためにも医療機関を受診して処方してもらう必要があります。
バイアグラが市販品として薬局で購入できない理由
バイアグラは医師による処方箋なしに購入できず、薬局では購入できません。
安全に服用するために患者の健康状態の確認や服薬指導が必要なうえ、持病や併用薬にも注意が必要だからです。
バイアグラが薬局で購入できない理由を見ていきましょう。
服用には医師の正確な判断が必要なため
バイアグラはED治療を目的とした医療用医薬品のため、患者が治療薬を使う必要があるという医師の判断がなければ処方することができません。
また、バイアグラはED治療薬として有効性が期待できる一方で副作用が出る可能性もあります。
そのため、処方には医師による薬剤の詳しい説明と正しい服用方法の指導が必要です。
使用禁忌や併用禁止薬があるため
バイアグラには禁忌や併用してはいけない薬などの注意点があることも、市販できない理由のひとつです。
使用禁忌として、重度の肝機能障害がある人や、6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血を発症したことがある人は服用できません。
バイアグラの血管拡張作用により血圧が低下する可能性があり、脳や血液循環への影響や心臓への負担が懸念されるので、持病がある人は特に注意が必要です。
また、併用できない薬もあります。
- 硝酸剤
- 一酸化窒素(NO)供与剤
- sGC刺激剤 など
実際、過去にはバイアグラの併用禁忌を無視して死亡事故が発生した事例があります。
ですが、医療機関を受診して持病や服用薬について伝えることで禁忌を避けることが可能です。
バイアグラが薬局で購入できれば気軽ですが、安全に使用するために市販化されていないことを理解しておきましょう。
バイアグラはどこで買える?
バイアグラは病院や診療所などの医療機関やオンライン診療で入手可能です。
インターネットで調べると通販や個人輸入サイトが目に付くと思いますが、リスクが大きいためおすすめできません。
それぞれのメリット・デメリットを紹介するので参考にしてください。
病院で処方してもらう
バイアグラは病院で処方してもらうことが可能です。
医師と対面して診察することで適切な検査や処置が受けられるので、安心感があります。
また、診察後にその場で処方薬を受け取ることができるのもポイントです。
ただし、病院でもらうデメリットとして通院の手間や待ち時間がかかる可能性があることと、人目が気になることがあげられます。
時間や人目が気にならず、対面での診察を重視したい人に通院はおすすめです。
通販などの個人輸入
海外の通販で直接購入したり、個人輸入代行サイトでもバイアグラは購入できます。
ただし、個人輸入には下記のようなデメリットがあるので注意が必要です。
- 薬が本物である保証がない
- 流通経路が不明
- 配送トラブルの心配がある
- 副作用が生じた場合対処が遅れる危険性がある
- 法的なリスクにかかわる恐れがある など
通販は診察なしでバイアグラが手に入るため、気になる人も少なくないと思います。
ですが、バイアグラは副作用が生じるリスクがあるため、医師による診察なしに購入することは危険です。
安全面・経済面でのリスクがあるため、通販などの個人輸入で購入することは控えた方がいいでしょう。
オンライン診療なら手軽に処方してもらえる
医師の診察を受けてバイアグラを処方してもらうのに、オンライン診療を受けるという方法もあります。
通院と違い、スマホやPC、タブレットがあれば時間や場所を問わず受診できるのがメリットです。
国の研修を受け届出をしているクリニックなので、処方薬は正規品で安心なうえ、プライバシーも保たれます。
オンライン診療では、原則薬は郵送になるため地域によっては手元に届くまで時間がかかる場合があります。
とはいえ、即日発送のクリニックも増えており、計画的に利用すればスピーディーかつ、手軽にバイアグラを入手できるでしょう。
おすすめ?バイアグラを個人輸入するリスク
バイアグラを個人輸入することは安全面と経済面のリスクが大きいためおすすめできません。
過去には個人輸入したED治療薬が偽造品であったために健康被害が生じた事例があります。
個人輸入は手軽なイメージがありますが、リスクを理解したうえで適切な購入手段なのか冷静に判断しましょう。
偽造品の可能性がある
海外から非正規のルートで購入した薬は偽造品である可能性があります。
偽造薬品は見た目はそっくりに見えても含有成分の有無や濃度が異なり、ED治療薬としての効果を発揮しないばかりか、違法成分があれば健康被害を生じる危険性も否定できません。
病院で入手できるED治療薬は製造から流通まで徹底的に管理されており、厳しい検査を受けているため品質が保証されています。
一方で個人輸入で入手するED治療薬は流通経路が不明のため、不正があったとしても個人では判断が困難です。
実際に、製薬会社4社による合同調査では、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品だったという報告(※)もあり、それだけ多くの偽造薬品が出回っていることを示しています。
偽造薬品に違法な成分が含まれていれば輸入することで法的なリスクも負う危険性もあるため、流通経路や品質のわからない薬に手を出さないことが重要です。
※参考:日本新薬株式会社|インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品
不純物や異物が混入している場合がある
日本国内の病院で処方される薬は通常厳しい基準で作られ、流通していますが、個人輸入で入手した薬はどのような環境で作られたのかわかりません。
万が一不衛生な環境で作られた場合、不純物や異物が混入している危険性があり、健康被害のリスクが生じる可能性も。
不純物や異物が混入していても小さな薬剤では個人で判別することは困難です。
さらに、個人輸入では品質のチェック・管理がなされていないことから安全性の保障がされません。
医師の指導が受けられない
ED治療薬は副作用が生じる恐れがあるだけでなく、持病により服用できない人や併用できない薬があるため、医師による診察と服薬の指導が欠かせません。
自分に必要な薬なのか、飲める薬なのか自己判断することは危険です。
個人輸入では医師の指導がないため必要な説明がないまま服用することになります。
さらに、医師から処方された薬であれば服用して異変が生じても対処がスムーズですが、個人輸入した薬の場合は対処が遅れるリスクもあります。
服用の経緯がわからないだけでなく、どのような薬を服用したのか管理されていない薬だと特定できないためです。
ED治療薬を安全に服用するためにはこのような面からも医療機関の受診が必要なのです。
医薬品副作用被害救済制度の対象外
医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使用して副作用が生じた場合に国が支援してくれる補償制度です。
対象となる医薬品は製造・販売の承認と許可を受けている必要があり、下記の医薬品が該当します。
- 医療機関で処方された医療用医薬品
- 薬局やドラッグストアで購入した要指導医薬品
- 一般用医薬品
個人輸入で入手したED治療薬はいずれにも該当せず、対象外となります。
つまり、個人輸入した薬を服用して重篤な被害が生じても、補償はなく自己責任となるので注意しましょう。
配送トラブルのリスクがある
個人輸入は薬を海外から直接輸入するため時間がかかるだけでなく、下記のようなトラブルが生じる可能性があります。
- 荷物が届かない
- 紛失
- 荷物の破損
- 購入量により関税に止められる
万が一荷物が紛失したり、破損したものが届いても保証がありません。
さらに、言葉の通じない海外の業者とのやり取りではトラブルが解消できないこともありえます。
個人輸入は購入から服用に関してもすべて自己責任となるので、このような経済的なリスクが生じる危険性もあることを理解しておきましょう。
バイアグラ市販のよくある質問・Q&A
- 薬局で買える精力剤は即効性がありますか?
-
精力剤に即効性はありません。
精力剤はマカや朝鮮人参などといったサプリメントや一般医療品の扱いが多く、薬局で購入可能です。主な効果は滋養強壮や疲労回復で、飲み続けることで徐々に身体を整えます。
含有成分により性機能の増強が期待できる場合もありますが、治療薬ではないため、ED治療の目的としては十分な効果が得られない可能性があります。
- バイアグラジェネリックはどこで買えますか?
-
医療機関(オンライン診療含む)で入手可能です。
ジェネリック医薬品も医療用医薬品の一種なので、先発医薬品同様に市販での購入はされていません。医療機関やオンライン診療を受診することで購入可能です。
- バイアグラの主な副作用は何ですか??
-
頭痛やほてり、頬の紅潮、鼻詰まりなどの副作用があります。
血管拡張によって血流が増加することが原因ですが、ほとんどが一定時間経過すれば治まっていきます。ごく稀にめまいや視覚障害、消化不良が稀に生じることもあります。
副作用が長時間続く場合や、明らかな体調の異変を感じる場合はすぐに医師に相談しましょう。
まとめ
バイアグラは医師の診察・処方が必要な医療用医薬品のため、市販で購入することはできません。
医療機関を受診することで購入できますが、手軽に人目を気にせず購入するならオンライン診療がおすすめです。
個人輸入は手軽な通販のイメージがありますが、健康面や経済面でのリスクが大きいため避けた方がいいでしょう。
通院はハードルが高いという人もオンライン診療を活用してED治療の一歩を踏み出してみてください。
当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。
当院では、ED薬のオンライン診療も承っております。
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一