「心因性EDを治したい。でも治療方法がわからない…」
このように悩んでいる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、心因性EDの原因や治療方法について解説します。
心因性EDで悩んでいる方、原因や治療方法について知りたい方は参考にしてみてください。

心因性EDとは?
心因性EDとは、精神的・心理的な要因で勃起不全が起こるEDを指します。
職場や家族内の人間関係で発生したストレスや、幼少期に発生したトラウマ、統合失調症などの精神疾患で起こり得る病気です。
精神的なストレスやトラウマなどがあると、性的興奮がペニスに伝わらず、EDが発症しやすくなります。たとえば過去に性行為が上手くいかなかった経験がトラウマになり、プレッシャーを感じて、心因性EDになるケースがあるのです。
また妊活のために排卵日に合わせて性行為を行うと、プレッシャーを感じて心因性EDになるケースもあります。不安や焦り、緊張などが強まることで勃起が維持できなくなり、中折れなどにつながる可能性があるのです。
心因性EDの原因
心因性EDの原因を解説します。
主な原因としては、心理的要因と精神疾患が考えられます。
【心因性EDの原因①】心理的要因
心因性EDの原因としては、心理的要因が挙げられます。
心理的要因は、深層心因と現実心因に分類されます。
1つ目は、深層心因です。
深層心因とは、表面には現れない心の奥に潜む不安や怒り、悲しみなどを指します。
深層心因の例としては、主に以下が挙げられます。
- 幼少期のトラウマ
- 性に関するコンプレックス
- 大きな悩みや葛藤
本人でも気づいていないケースがあるため、治療が難しく、細かい心理療法が必要になる場合が多いでしょう。
2つ目は、現実心因です。
現実心因とは、日常生活で起こり得るストレスに起因したものです。
現実心因の例としては、主に以下が挙げられます。
- 経済的な不安
- 離婚
- 失恋
- 性病感染の不安
- 人間関係(嫁姑・職場・家族)
性行為とは関連性のない要素が関係し、EDになることもあります。
上記のストレスで頭がいっぱいになり、脳が性的興奮を感じにくくなってEDになるケースがあるのです。
【心因性EDの原因②】精神疾患
精神疾患が原因となり、心因性EDを引き起こす可能性があります。
主な精神疾患の例としては、以下が挙げられます。
- うつ病
- 躁病
- 統合失調症
- 不安神経症
- アルコール依存症
近年、うつ病は男性患者に多く、心因性EDの主な原因の1つと言われています。
うつ病は、本人が気づかないうちに発症しているケースがあり、発見が難しい病気です。
気分が落ち込み、無気力になったり食欲がなくなったりした際は、医療機関の受診をおすすめします。
心因性EDの治療方法
心因性EDの治療方法を解説します。
主な治療方法はED治療薬の投与と心理療法です。
【心因性EDの治療方法①】ED治療薬
性行為に関して不安やトラウマがある方でも、ED治療薬を服用することで、EDの改善効果が期待できます。ED治療薬を服用し、性行為が数回上手くいけば大きな自信になります。
自信につながれば、その後はED治療薬無しでも問題なく性行為できるようになるケースもあるのです。
一方でパートナーとの関係性に問題があったり、過剰なストレスやトラウマなどを抱えている場合は、ED治療薬でも改善しない場合があります。この場合、根本的な原因を探り、解決のために心理療法などを行う必要があります。
【心因性EDの治療方法②】心理療法
ED治療薬を服用しても改善がみられない場合は、心理療法が有効になるケースがあります。過去のトラウマや強いストレス、性行為に関する罪悪感や嫌悪感などを取り除くための手段として、カウンセリングを行います。
専門家によるカウンセリングを複数回行うことで、ED治療薬で改善しなかった症状が改善するケースがあるのです。
パートナーとの関係性が起因してEDになっている場合は、カップルでカウンセリングを受けることをおすすめします。カップルの間に潜む問題を浮き彫りにすることで、EDの症状を改善させる効果が期待できます。
心因性EDとは?原因や治療方法まとめ
心因性EDの原因や治療方法について解説しました。
心因性EDとは、精神的・心理的な要因で勃起不全が起こるEDを指します。
主な原因は、心理的要因と精神疾患の2つです。
心理的要因には、以下2つの要因が関係しています。
- 深層心因(幼少期のトラウマ・性に関するコンプレックスなど)
- 現実心因(経済的な不安・離婚・失恋など)
また精神疾患の例としては、主に以下が挙げられます。
- うつ病
- 躁病
- 統合失調症
- 不安神経症
- アルコール依存症
心因性EDの主な治療方法としては、以下2つです。
- ED治療薬
- 心理療法
ED治療薬を服用しても症状が改善されない場合は、心理療法でカウンセリングを受けましょう。パートナーとの関係性が起因してEDになっている場合は、カップルでカウンセリングを受けることをおすすめします。
当院でのED(インポテンツ)治療についてはこちらもご覧ください。
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この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一