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たたないときの対処法や原因、ED治療薬などの対策について詳しく知りたいと考えてる方は以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
最近勃たないことが増えて、このままではパートナーとの関係が崩れるのでは…
病院に行く勇気がなく、自宅でできる対処法を知りたい
性行為の時に「たたない」という悩みを抱えている方は少なくありません。
勃起できない、持続しない、性欲が湧かないなど、その症状は様々です。
EDには心因性、器質性、薬剤性など、様々な種類があり、その原因や対処法も異なります。
本記事では、性行為の時に「たたない」原因や対処法、自宅でできる対策方法、セルフチェックの方法などについて、医学的な観点から詳しく解説していきます。
結論
たたない悩みは適切なセルフチェックと生活改善で多くの場合、解消できます。
まずは以下の点を確認し改善することが重要です。
- 朝立ちと中折れの状態確認
- 十分な睡眠の確保
- 運動と食生活の見直し
- パートナーとの対話による心理的負担の軽減
これらの取り組みで改善が見られない場合は、専門医に相談し、治療薬やホルモン検査など適切な治療を受けることを検討しましょう。
性行為の時にたたない原因はED?

EDは「心因性」「器質性」「薬剤性」「持病や精神疾患との複合要因」の4つに分類され、それぞれ異なるメカニズムで発症します。
以下より詳しく解説していきます。
心因性ED
心因性EDは、心理的・精神的な要因によって引き起こされる勃起不全で、このタイプのEDは比較的若い男性にも多く見られ、特定の状況や相手との性行為中にのみ症状が現れることがあります。
原因 | ・仕事や人間関係のストレス ・性行為へのプレッシャー ・トラウマやコンプレックス ・うつ病やアルコール依存症などの精神疾患 |
特徴 | ・朝立ちや自慰行為では正常に勃起可能 ・性行為の際にのみ勃起困難になる ・特定の状況でのみ発生することがある ・突然発症することがある |
ストレス、不安、緊張、過去の性的トラウマ、夫婦関係の問題、不妊治療や妊活のプレッシャーや、うつ病や不安障害などの精神疾患も関連していると言われていました。
自慰行為や朝立ちでは正常に勃起する一方で、性行為中にだけ勃起できない場合が多いのが特徴。
対策として心理療法やカウンセリングが有効なだけでなく、パートナーとのコミュニケーションを深めることやリラクゼーション法が改善に役立ちます。
適切な治療と対策により、多くの場合で症状は改善可能ですが、根本的な原因解決には時間がかかることもあり、専門医による適切な診断と治療が重要でしょう。
器質性ED
器質性EDは身体的な問題によって生じる勃起不全で、中高年層で特に多く見られ、血管や神経、ホルモンバランスなどの異常が原因となります。
原因 | ・動脈硬化による血流障害 ・糖尿病や高血圧などの生活習慣病 ・神経障害(脳卒中、脊髄損傷など) ・加齢による血管機能の低下 |
特徴 | ・勃起しない、または勃起しづらい。 ・勃起しても硬さが不十分 ・挿入時は勃起しているが途中で萎える(中折れ) ・朝立ちがない |
具体的例としては、動脈硬化や糖尿病、高血圧などの生活習慣病、神経障害(脳卒中、脊髄損傷など)、男性ホルモン(テストステロン)の低下、外科手術や事故による陰茎周辺の神経・血管損傷などがそれにあたります。
勃起そのものが難しい場合や、途中で萎えてしまう「中折れ」が見られることがあることに加えて、朝立ちがなくなることもあるでしょう。
対策として原因疾患の治療が優先で、生活習慣の改善(禁煙・運動・食事管理)やED治療薬の使用も効果的です。
薬剤性ED
薬剤性EDは、服用している薬の副作用によって引き起こされる勃起不全で、特定の薬剤が性的機能を抑制する作用を持つ場合があります。
原因 | ・精神神経系薬剤(抗うつ薬、睡眠薬、精神安定剤) ・循環器系薬剤(降圧剤、高脂血症治療薬) ・その他(胃潰瘍治療薬、抗アンドロゲン剤、男性ホルモン抑制剤) |
特徴 | ・勃起しない、または勃起しづらい ・勃起しても十分な硬さが得られない ・挿入時は勃起しているが途中で萎える(中折れ) ・朝立ちがない ・性欲を感じにくい |
主な原因として抗うつ薬などの精神神経系薬剤、高脂血症治療薬などの循環器系薬剤、また胃潰瘍治療薬などがあります。
薬を服用し始めてから勃起力が低下した場合には、薬剤EDの可能性が疑われるでしょう。
医師と相談の上、服薬を調整すれば改善の可能性があり、併用可能なED治療薬を使用するのも選択視の一つです。
持病や精神病などの他複合要因のED
複合要因のEDは、身体的要因と精神的要因が組み合わさって発症する勃起障害。
主な特徴は、うつ病や不安神経症などの精神疾患と、動脈硬化や糖尿病などの身体疾患が同時に存在します。
例えば、高血圧による血流障害と降圧剤の副作用が重なり、またうつ病の症状と抗うつ薬の影響が組み合わさることで、EDの症状は複雑化すると入れています。
特に50~60代の中高年に多く見られ、年齢とともに発症リスクが上昇するので、心当たりがある方もいるのではないでしょうか?
そのため、それぞれの原因に対して適切な治療を行うことが重要となります。
性行為の時にたたない時の対処法について

性行為中に勃起が難しい場合、以下の5つの適切な対処法を取ることで改善が期待できます。
以下でそれぞれの特徴や効果について詳しく解説します。
ED治療薬を使用する
ED治療薬 | 即効性 | 持続性 | 特徴 |
バイアグラ | 30分〜1時間 | 3〜5時間 | 日本で最初に承認されたED治療薬で、服用から30〜60分程度で効果が現れる即効性が特徴。即効性や実績を重視する人におすすめ。 |
シアリス | 1〜3時間 | 24〜36時間 | 食事の影響を受けにくく、マイルドな効き目で自然な勃起が可能。持続時間が24時間以上あるため、長時間の効果を求める人におすすめ。 |
レビトラ | 15〜30分 | 5〜8時間 | 食事の影響が少なく、強い勃起力が特徴。硬さや効果発現までの即効性を求めている人におすすめ。 |
ED治療薬は、勃起不全の改善に最も効果的な方法の一つで、これらの薬は、陰茎海綿体への血流を増加させることで勃起を促進します。
主な治療薬にはバイアグラ、レビトラ、シアリスがあり、それぞれ即効性や持続時間が異なるため、自分のライフスタイルに合ったものを選んでください。
医師の診察を受けて適切な薬を選ぶことで、安全かつ効果的に症状を改善できます。
オンライン診療クリニックを受診する
オンライン診療は、自宅から簡単にED治療薬の処方を受けられる便利な方法です。
通院不要で自宅から診察可能であり、プライバシーを確保できるため、他人に知られる心配がなく、診察料無料や最短当日配送など、コストと時間の節約にもつながるメリットが嬉しい点でしょう。
スマホやパソコンで予約し、電話や専用アプリで医師と診察をした後、薬が郵送されます。
また、医師の診察および処方のもと、安全性や有効性が認められた正規の医薬品が処方されるため、万が一の副作用の際も適切な処置を受けられるでしょう。
内分泌外科の先生に診断してもらう
EDの原因としてホルモンバランスの乱れがある場合、内分泌外科での専門的な診察がおすすめ。
男性ホルモン(テストステロン)や甲状腺ホルモンの異常がEDを引き起こすことがありますが、このような症状に対してはホルモン補充療法や生活習慣の改善が効果的です。
治療法としては、ホルモン補充療法や甲状腺機能障害などの原因疾患の治療と併せて、ED治療薬を使用することもあるでしょう。
また、内分泌外科での診察は根本的な原因解決につながるため、特定の症状がある方しっかり相談するようにしてください。
薬局で購入できる精力剤を使用する
精力剤は即効性がないものの、疲労回復や滋養強壮に効果的です。
市販の精力剤には、アルギニンやシトルリンが含まれ、血流改善をサポートはしてくれますが、ED治療薬とは異なり、直接的な勃起促進効果はありません。
精力剤は日常的な体調管理として利用することがおすすめで、補助的手段として活用しましょう。
緊張でたたない時は一旦中断する
緊張やプレッシャーによる心因性EDの場合、一旦性行為を中断してリラックスすることが効果的です。
照明や音楽で落ち着ける雰囲気を作り、パートナーとの会話で不安を和らげたり、深呼吸や軽いマッサージなどのリラクゼーション法を取り入れるとよいでしょう。
その後、30分〜1時間の休憩を挟んで再度挑戦することで、成功率が高まります。
家で出来るEDの対策方法とは?

勃起不全(ED)は生活習慣の改善やセルフケアを通じて症状を軽減することが可能です。
以下に、家で実践できる具体的な対策方法を紹介します。
運動やトレーニングをする
運動はED改善に非常に効果的であり、特に下半身の筋肉を鍛えるトレーニングは、血流を促進し勃起力を高めます。
これは、有酸素運動や筋力トレーニングが全身の血流を促進し、テストステロンの分泌を増加させる効果あると言われています。
以下におすすめの運動を紹介しました。
- 有酸素運動:ジョギング、ウォーキング、サイクリングなど週に4回、1回40分程度
- 骨盤底筋トレーニング(ケーゲル運動):骨盤底筋を5秒間締めてから緩める動作を1日3セット行う
- 筋力トレーニング: スクワットやデッドリフトなど、大筋群を鍛える運動が効果的
これらの運動は体力向上だけでなく、ストレス解消とホルモンバランスの改善にも効果があります。
乱れた食生活を整える
食事はED改善に大きな影響を与え、栄養バランスの取れた食事が勃起力向上に役立ちます。
食事内容の乱れは血管機能を低下させ、陰茎への血流不足を引き起こす可能性があり、特に高脂肪・高カロリーの食事は動脈硬化を進行させ、EDのリスクを高めると言われています。
勃起力を強めるには、血流改善に必要な栄養素(亜鉛、シトルリン、DHA/EPA)を摂取することが重要。
以下におすすめの食品を紹介しました。
血流改善に必要な栄養素と食品
- 亜鉛:牡蠣、レバー、牛肉(赤身)、豚肉、卵黄、さくらえび、しじみ等
- シトルリン:スイカ、メロン、冬瓜、へちま等
- DHA/EPA:イワシ、サンマ、サバ、鮭、あじ等
これらの栄養バランスを意識した食事を心がけてください。
禁煙・禁酒をする
禁煙と禁酒は血流やホルモンバランスを改善し、性機能の向上が期待できます。
喫煙は血管を収縮させて動脈硬化を引き起こし、陰茎への血流を妨げ、過度な飲酒はホルモンバランスを乱してEDの原因となります。
禁煙する場合は、ニコチンパッチやガムなどの補助製品を使いながら段階的に進め、必要に応じて禁煙外来の利用も検討してください。
また、飲酒する場合は1日ビール中瓶1本(アルコール20g)以下に抑え、徐々に量を減らしながら断酒を目指すことをおすすめします。
リラックスやストレス発散を定期的にする
リラックスとストレス発散を定期的に行うことで、自律神経のバランスが整い、EDの改善が期待できます。
日常生活に心身をリラックスさせる具体的な方法を取り入れることが重要です。
- 深呼吸や瞑想
- 腹式呼吸やマインドフルネス瞑想は、副交感神経を活性化し、心身をリラックスさせます。
- 入浴
- 38~40℃のぬるめのお湯に10~20分浸かることで、血行促進とリラクゼーション効果が得られます。
- 趣味や自然散策
- 趣味に没頭したり、公園など自然豊かな場所で過ごすことでストレス解消が期待できます
まずは短時間でできるリラクゼーション法(深呼吸や瞑想)から始め、無理なく続けられる習慣として取り入れることをおすすめします。
パートナーと話し合う
ED克服にはパートナーとの円滑なコミュニケーションが大切。
パートナーと悩みを共有することで心理的なストレスが軽減され、パートナー自身の不安も和らぐでしょう。
話し合いは、落ち着ける時間と場所を選んで行い、お互いを責めるのではなく、共に解決策を探る姿勢で臨むことがポイントです。
具体的な取り組みを以下のリストで3つ紹介します。
- お互いの気持ちを正直に伝え合う
- 必要に応じて専門家に相談する
- 食事や運動など、日常生活の改善を二人で進める
このように協力することで信頼関係が深まり、精神的な安定が得られるでしょう。
マッサージをする
マッサージは血流促進とリラクゼーション効果により、ED改善に役立ちます。
特に鼠径部や睾丸周辺へのマッサージは、血流を促進しストレスを緩和することで、心因性EDにも効果が期待できるでしょう。
以下におすすめのマッサージ方法をご紹介します。
- 鼠蹊部リンパマッサージ
- 太ももの付け根の内側部分である鼠径部(そけいぶ)のリンパの流れを改善するマッサージです。
リンパの流れが良くなることで、血行の改善やむくみの解消、冷えの改善などの効果が期待できます。 - 睾丸マッサージ
- 睾丸マッサージは、タイの伝統医学に基づく「ジャップカサイ」として知られる施術で、睾丸とその周辺のリンパ節をマッサージする方法です。
血流改善や男性ホルモンの増加、ED改善といった効果が期待でき、具体的な手順としては、まず全身を温めてからストレッチを行い、その後睾丸周辺を優しくマッサージしていきます。
施術は必ず体を温めてからゆっくりと行い、強い刺激を与えないよう注意が必要です。 - リフレクソロジー(反射区療法)
- 足裏や手のひら、顔などの反射区を刺激することで、全身の健康維持・改善を目指す代替療法です。
この施術では、反射区(末梢神経が集まる部位)を指の腹で優しく刺激することで、対応する器官や内臓の活性化を促します。
血行改善や体温上昇、免疫力向上、むくみ解消など、様々な効果が期待できる療法です。
これらのマッサージは即効性はありませんが、継続的に取り組むことで性機能を向上させる効果が期待が持てるでしょう。
たたないときのセルフチェック方法とは?

勃起不全(ED)は以下の6つのポイントによる自己チェックをすることで、専門医への相談が必要かどうかの判断材料になります。
具体的な確認ポイントとその解決策について解説します。
朝立ちするかを確認する
そもそも朝立ちとは、医学的には「夜間睡眠時勃起現象(Nocturnal Penile Tumescence, NPT)」と呼ばれ、男性の健康状態を反映する自然な生理現象の1つ。
これは陰茎部への血流が正常で、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が適切であることを示します。
健康な男性の場合、睡眠中に3〜5回の夜間勃起(NPT)が発生し、40代以上であっても週1回程度の朝立ちがあれば健康な状態とされています。
この夜間勃起現象を確認する方法として、自宅で簡単に実施できる「スタンプテスト」があります。
スタンプテストの実施手順
- 縦につながった切手を準備し、就寝前に陰茎の根元に巻き付けて輪を作ります。
- 切手が外れないように軽く湿らせて固定します。
- 翌朝、切手がミシン目で切れているか確認します。切れていれば夜間勃起が起きた証拠です。
正確な結果を得るためには、最低でも3日間は連続してチェックしてください。
朝立ちがあり性行為時にない場合は心因性ED、両方ない場合は器質性EDの可能性があるため、医師への相談をおすすめします。
行為の途中で萎えることが多くないか(中折れ)
中折れは性行為中に勃起を維持できなくなる状態で、心理的・身体的な要因が関係しているのはご存じでしょうか?
中折れが起こる主な原因は、身体的要因(血流不足、ホルモン低下、加齢、生活習慣病)と心理的要因(緊張、不安、ストレス、過去の失敗経験)に分けられます。
セルフチェック方法として、勃起の硬さを評価するEHSスケール(勃起硬度スコア)があり、硬度は以下のようにフルーツで例えられ、わかりやすく分類されています。
勃起の硬さスケール(日本語版EHS)
- グレード1:陰茎は大きくなるが、硬くはない。(こんにゃく)
- グレード2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。(みかん)
- グレード3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない。(グレープフルーツ)
- グレード4:陰茎は完全に硬く、硬直している。(りんご)
注)EDの疑いを判断するEHS検査は参考値です。正確な診断には医師の診察が必要です。
また、中折れの頻度記録だけでなく、性行為への不安感や緊張、過去の経験、パートナーとの関係性など、も重要なので日々気を付けてください。
立ち上がりまでに時間がかかってないか
勃起までに時間がかかる主な原因は、血流不足、神経系の反応低下、加齢の3つが原因。
血流不足は動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が背景にあり、性的刺激への反応が鈍くなる場合は、ストレスなどの心理的要因が影響している可能性があるでしょう。
これらの症状改善には、有酸素運動や筋力トレーニングによる血流改善、そしてバランスの良い食事が効果的です。
複数の要因が絡み合っていることが多いため、生活習慣の改善に加えて、必要に応じて医療的なアプローチを取り入れることで、症状の改善が期待できます。
1回で終わってしまうか
性行為中、一度勃起した後に再び勃起できない状態は、体力不足やホルモン低下による可能性があります。
勃起の持続時間の低下はEDの重症度と関連があるため、国際勃起機能スコア(IIEF-5)でのセルフチェックがおすすめ。
このスコアは過去6ヶ月の状態を5項目で評価し、21点以下の場合はEDの可能性があるため、医療機関での診断を検討してください。
- Q1.勃起を維持する自信の程度はどれくらいありましたか?
- 1.非常に高い【5点】
2.高い【4点】
3.中くらい【3点】
4.低い【2点】
5.非常に低い【1点】 - Q2.性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりましたか?
- 1.ほぼいつも、 又はいつもなった【5点】
2.しばしばなった (半分よりかなり高い頻度)【4点】
3.時々なった (ほぼ半分の頻度)【3点】
4.たまになった (半分よりかなり低い頻度)【2点】
5.ほとんど、 又は全くならなかった【1点】
6.性的刺激はなかった【0点】 - Q3.性交の際、 挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか
- 1.ほぼいつも、 又はいつも維持できた【5点】
2.しばしば維持できた (半分よりかなり高い頻度)【4点】
3.時々維持できた (ほぼ半分の頻度)【3点】
4.たまに維持できた (半分よりかなり低い頻度)【2点】
5.ほとんど、 又は全く維持できなかった【1点】
6.性交を試みなかった【0点】 - Q4.性交の際、 性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか
- 1.困難でなかった【5点】
2.やや困難だった【4点】
3.困難だった【3点】
4.とても困難だった【2点】
5.極めて困難だった【1点】
6.性交を試みなかった【0点】 - Q5.性交を試みた時、 どれくらいの頻度で性交に満足できましたか
- 1.ほぼいつも、 又はいつも満足できた【5点】
2.しばしば満足できた (半分よりかなり高い頻度)【4点】
3.時々満足できた (ほぼ半分の頻度)【3点】
4.たまに満足できた (半分よりかなり低い頻度)【2点】
5.ほとんど、 又は全く満足できなかった【1点】
6.性交を試みなかった【0点】
ストレス・睡眠不足が続いてないか
睡眠不足が続くと、男性ホルモンの分泌量が10〜15%程度低下するというデータがあるだけでなく、日々のストレスや不安は心因性EDの大きな要因です。
ストレスで交感神経が興奮しすぎると、リラックス時に働く副交感神経の働きが弱まり、この状態が続くと、勃起機能に支障が出やすくなるでしょう。
対策として、一日7〜9時間の睡眠確保が重要です。
瞑想や深呼吸などでリラックスする時間を作ることで、ストレス解消にもつながりますので、ぜひ意識してやってみてください。
アルコール・喫煙量が多くないか
過剰な飲酒と喫煙は、血流障害とホルモンバランスの乱れを起こし、勃起機能に深刻な影響を及ぼします。
適量(日本酒1合/日)の飲酒ならリラックス効果を得られる一方、過剰な摂取は男性ホルモンの低下や動脈硬化を促進する恐れあると言われています。
喫煙については、ニコチンによる血管収縮で陰茎への血流が減少するうえ、動脈硬化のリスクも上昇。
さらに、一酸化炭素の吸入により血液の酸素運搬能力が低下し、勃起に必要な血管拡張物質の生成が妨げられます。
このように飲酒と喫煙はEDの重大なリスク要因となるため、できるだけ控えることが大切です。
たたないときの対処法ついてよくある質問

たたないときの対処方法としてよくある質問とその対処法は以下の通りです。
以下に詳しくまとめましたので参考にしてください。
- 薬局に売ってる精力剤でも改善できますか?
-
精力剤は体力増強や疲労回復をサポートする目的で販売されており、ED治療薬とは全く異なる製品です。
精力剤に含まれる成分は主にマカや亜鉛、アルギニンなどの栄養素で、これらは体力増強や疲労回復をサポートする効果はありますが、直接的な勃起促進効果はありません。
- ED治療薬を手に入れる方法はなんですか?
-
ED治療薬を入手するには、医師の診察を受けて処方してもらう必要があり、医療機関とオンライン診療クリニックの2つの方法があります。
インターネット通販での個人輸入という方法もありますが、偽造品のリスクや健康被害の可能性があるため避けるべきです。
- 妻の時だけたたない時の対処法はありますか?
-
パートナーと悩みを共有しながら、環境や時間帯を変えることから始めましょう。
ホテルなどの非日常的な場所での性行為を試したり、デートやイメージチェンジを取り入れたりすることで、効果が期待できます。
- 自慰のやりすぎでもたたなくなりますか?
-
適切な自慰行為であれば、頻度自体は問題になりませんが、10分~1時間程度の適度な時間で行うことが推奨されます。
また不適切な自慰行為は、EDや射精障害のリスクを高める可能性があるため、以下のような行為は注意が必要です。
- 強すぎる刺激
- 極端に長時間または短時間の自慰
- 床や壁での刺激
EDに関するよくある疑問は多くの方が不安を抱えてることであるため、これらを理解し、適切に対処していくことが重要です。
まとめ
たたないときの対処法や原因、ED治療薬などの対策について解説してきました。
性行為時に勃起しない原因は一概には断定できず、心因性、器質性、薬剤性、複合要因といったさまざまな要素が絡み合っています。
症状を改善するには、ED治療薬の服用や専門医への相談はもちろん、日々の運動や食生活の見直しなど、自分に合った方法を見つけることが大切です。
まずは朝の勃起の状態や中折れの頻度、ストレスの度合いなどをセルフチェックして、現在の状況を把握し、気になる症状がある場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
適切なセルフチェック、生活習慣の改善、必要に応じた治療を行うことで、多くの場合は改善が期待できるため、これらを理解し、より充実した性生活と健康的な生活を手に入れましょう。
この記事を監修した医師
ライズクリニック錦糸町 治療責任者 佐貫 榮一